無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

・横尾side

俺は深く考えず―

ただ風呂とかサウナに入るときなら。

ミツもネックレスを外すだろうと。

そう思って提案したんだが



二「なぁ、一般の人も中にいるのかな？」

玉「わた、なんも気にしてないから手なんか打ってないんじゃない」

千「俺、見られるのやだ」

二「俺だって健永のを他の奴になんか見せたくないし自分のだって」

宮「でも皆して水着を履いているのってさ」



なんだか異様な感じがする



屋「心配しなくても暫くは貸し切りにしておいたから安心して入っていいぞ」

塚「えっ、本当に」

五「屋良さん、頼りになる良かったねみんな」

屋「当たり前だ」

塚「亮太もいるし？」

屋「あぁ、ﾌｯ」



いつの間に？



ニ「それマジで、やった」

千「じゃあ気兼ねなくラブラブしていいってこと？」

屋「まっ、限度を超えない程度ならな」



ったく抜け目のない人だ。

だが、俺の方は逆に参ってしまう。



玉「じゃあせっかくだからゆっくりと寛がせて貰おうよ」

宮「うん ﾆｺｯ」



自分だけスッポンポンっていうのがこうなると恥ずかしくなって来るし。

さて、どうしたものか。

そう思っていたら、何やら滑稽な３人の姿が眼の中へ飛び込んで来てさ。



藤「北山これ」

内「何も言わず履け」

北「あのなぁ」



そうかあいつらも必死ってわけ。

しかし、２つもいらないんじゃない？

ミツも困っているみたいだし１つは俺が貰ってやるよ

ということで…



横「おっ、丁度いいー１つ貰っちゃお」

藤「わた、なんで俺のほうを取るんだよ」



特に意味はない、ｸｽｯ!

よし履いたこれで俺もお前らの仲間入りになったことになる。

けれど人の心理ってものは面白いもんだ。

前世の記憶を取り戻し恋愛感情が甦ったとたん。

今まで気にしていなかったことまで、気になるようになってしまうんだから。

まっ、なんも分かっていないミツからしたら意味不明だろうけど。





・