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・二階堂side

横「裕太なんで中央ばかりにいるの」

玉「だってここが一番安全じゃん、誰かさんみたいに巻き込まれたくないし」

横「確かに ｸｽｯ」



とにかく触らなきゃ、俺と千賀は必死でミツを追いかける。



宮「うわっ、ドタッ」



んっ？なんか今、声がしたような…



千「宏光、待ってったら」

北「やだよぉーだ」



ファンの子たちは鬼ごっこでもしているみたいな俺らに大喜びし。



宮「あわわ、また来たぁードッタン」



イベントはある意味大盛り上がりで幕を閉じる。



北「いやぁマジで楽しかったわ、んふふっ」



じゃないってー



千「もっ、暫くは動きたくないって感じ」

宮「あいたたた、タマ湿布はってぇ」

玉「自分で貼れば」



あれ宮田はどうしたんだ？



横「そんなこと言わないで貼ってやれよ」

玉「しょうがないな、もうほら脱いで」

宮「脱いでだなんてタマのスケベ ﾆﾔｯ」

玉「はっ？もう知らない」

宮「うそ冗談だって」

玉「宮田のバァーカ」

宮「タマあぁ」



まっ、いいや気にしなくてもそれより。



北「シャワー先に浴びさせて貰うよ」



シャワー？



ニ「健永」

千「ニカ」



そうだシャワーじゃん俺達は、やっとそれに気づく。



玉「あんなに頑張らなくても触る機会あったのにね、ご苦労さん」



分かっていたなら、教えてくれたっていいじゃん。



ニ「行こう健永」

千「おう」

藤「ちょ、お前ら待て覗きは許さない」

玉「ガヤ ﾆｺｯ」

藤「んっ？」



ガシッ！



藤「なっ、なに」

横「お前は、少し大人しくしていろ ｸｽｯ」



ガシッ！

とたんに騒ぎ始めたガヤの両脇を、わったーとタマが掴み押さえつけ。



藤「はっ、放せ」

横「お前じゃないんだから」

藤「へっ？」

玉「ミツを襲いたいのは、ガヤの方だろ」

横「あの２人の用は、そんなんじゃない心配するな」



俺と健永は無事ネックレスに触ることが出来る。

そして―



横「２人とも、今日は俺の家に泊まっていけばいい」

ニ「わったー」

千「そう言って貰えると、すっげー心強い」



東京へと戻り前を向きしっかり歩いて行く為の試練に立ち向かっていく。

もっと強い心を得るために





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