
[現代版] 天使と悪魔
第13章 慟哭の記憶④
・横尾side
ここにいては危険だ、そう思い安全な場所を求めさ迷い続け。
だが、辺り周辺は凄まじい状態で。
何処へどう向かったらいいのか分からず。
そんな中―
宏太が抱いている、瑞稀の息遣いがどんどん荒くなっていき。
薮「渉、ヤバいよ!この子熱がある」
横「なに!」
とにかく休ませる所を見つけなければ。
歩いて、歩き回って。
捜し当てたところは森の中にある小さな洞穴
横「ここならば近くに川もある、いいか?じっとしているんだ俺は薬草を探して来るから」
薮「すぐ戻って来てよ」
横「あぁ」
宏太にそう言い聞かせると
俺は、森の奥深くへと足を踏み入れて行ったんだ。
横「これも違う、これも」
しかし、なかなか見つからず気ばかりが焦り。
自分が危険地帯へ迷い込んでいた事にすら気づかないまま。
横「くっそーどこにある、どこだ」
更に奥へと突き進んで行き
マズい、もうすぐ陽が暮れる。
気がついたときには見知らぬ場所へと来ていた。
薮「渉、渉うぅ、早く戻って来てお願い」
その頃、ひとり洞穴の中で宏太が。
瑞稀を抱きしめながら恐怖に耐え忍び。
俺の帰りを待ちわびていたのかと思うと。
今でも胸が締めつけられるよ。
俺が迷い込んだ所そこは、魔の領域と言われてる場所で。
あまり知られてはいないが
そこから生きて戻って来れた者はいない死の淵のような所らしい。
言ってみれば、墓場と同じ
得体の知れない魔物がウヨウヨと降って沸いたようにいると聞く。
原因は負の力によるものだと自分の親から教えられていた。
が、本当のことは知らない
・
ここにいては危険だ、そう思い安全な場所を求めさ迷い続け。
だが、辺り周辺は凄まじい状態で。
何処へどう向かったらいいのか分からず。
そんな中―
宏太が抱いている、瑞稀の息遣いがどんどん荒くなっていき。
薮「渉、ヤバいよ!この子熱がある」
横「なに!」
とにかく休ませる所を見つけなければ。
歩いて、歩き回って。
捜し当てたところは森の中にある小さな洞穴
横「ここならば近くに川もある、いいか?じっとしているんだ俺は薬草を探して来るから」
薮「すぐ戻って来てよ」
横「あぁ」
宏太にそう言い聞かせると
俺は、森の奥深くへと足を踏み入れて行ったんだ。
横「これも違う、これも」
しかし、なかなか見つからず気ばかりが焦り。
自分が危険地帯へ迷い込んでいた事にすら気づかないまま。
横「くっそーどこにある、どこだ」
更に奥へと突き進んで行き
マズい、もうすぐ陽が暮れる。
気がついたときには見知らぬ場所へと来ていた。
薮「渉、渉うぅ、早く戻って来てお願い」
その頃、ひとり洞穴の中で宏太が。
瑞稀を抱きしめながら恐怖に耐え忍び。
俺の帰りを待ちわびていたのかと思うと。
今でも胸が締めつけられるよ。
俺が迷い込んだ所そこは、魔の領域と言われてる場所で。
あまり知られてはいないが
そこから生きて戻って来れた者はいない死の淵のような所らしい。
言ってみれば、墓場と同じ
得体の知れない魔物がウヨウヨと降って沸いたようにいると聞く。
原因は負の力によるものだと自分の親から教えられていた。
が、本当のことは知らない
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