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・二階堂side

ニ「出るって何処へ」

千「このままじゃ、瑞稀の身体がどんどん弱くなってく一方だし」

薮「けど渉が」

千「わったーは後で俺達が必ず捜し出す今はこの子の事を考え行動を起こした方がいい」

二「そうだな、健永の言う通りだ」



薮は暫く悩んだ末。



千「子供のことを、第一に考えるのが親。横尾さんだって同じことを言うと思うよ」

薮「二度と会えなくなるなんてこと、ないかな」

二「わったーなら大丈夫だって」

千「いい所があるんだそこへ行けばきっと、なんとかなる」

薮「いい所？」

千「うん前に亮太から聞いたんだけどダーク族の村の外れに」



と、そこまで話したとき。



横「ちょーっと待ったお前らあそこへ行ったの？」

屋「何を勘違いしていたんだ千賀」

千「へっ？」

山「先生は先生でも、先生違いだって」

二「はあっ？」



いきなり３人に突っ込まれてしまう。



ニ「どういうこと？」



俺と健永は、目が点になってしまい。



横「だからぁ、ﾊｧ」

五「もしかして先生って」

屋「はぁ、そうだあの人のところだよ」

藤「誰？」

山「えっ、藤ヶ谷くん知らないの」

藤「んっ？」

玉「なんの話し」

宮「俺達わけ分からないんだけど」

塚「ダーク族の中では変わり種で有名な人さ ｸｽｯ」



なになに？



屋「あぁ、子供たちに何かと教えてはくれるんだけど妙な事ばかりでな」

ニ「じゃ、それで先生とか言われてたってわけ」

横「そう」

千「いっ、医者じゃなかったのか!?」

五「ぜーんぜん違う ｸｽｯ」



えぇーっ、マジで!?

でもその人のお陰で、瑞稀は助かったんだぜ。





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