
[現代版] 天使と悪魔
第2章 記憶の連鎖①
・屋良side
9月17日―
今日は北山の誕生日、兼ねてからの打ち合わせ通り。
トルルル、んっ?誰だ。
着信:北山革命
げげっ、本人からじゃん。
なんだなんだ催促それじゃ意味ないんだよ。
北「もしもし屋良さんこれからサウナに行かね」
屋「はっ?」
北「いやさ、たまには息抜きしたいと思ってよ」
屋「あぁー別に、構わないけど」
北「なら待ち合わせは」
こいつ、今日が何の日だか分かって言ってるのか?
まさか自分の誕生日を忘れたりしていないよな?
だが…
北「うおぉーガラガラじゃんlucky、んふふっ」
どう見ても、全く気づいていない様子で。
北「ひやぁー気持ちいい」
っていうか俺はつい、その裸に見入ってしまい。
なんていうの。
北「屋良さん、屋良さんってば」
屋「なに?チラッ」
眼のやり場に困るっつうか
北「さっきからずっと気になってるんですけどね」
屋「んっ?チラッ」
だってな。
北「なんで、そんな離れた場所にいるんです」
屋「えっ」
北「こんな広い場所で」
頭の中で、妄想してしまうんだ。
この身体が藤ヶ谷に、あんな事とかこんな事をされ。
でもって、あっ、アソコが
北「んっ?」
屋「あぁ…アハッ」
北「キョトン」
屋「恥ずかしい…から」
北「へっ?」
とたん北山は、俺の傍まで近寄って来ると。
北「なぁーに言ってるんす今更、バシッ」
うわっち、人の背中を思いっきり叩き。
北「そんなんしょっちゅう見てるしウナなんて何回も一緒に来てるっしょ」
屋「あ、まぁ…ハハッ」
マジ痛い…
北「意識しちゃってどうかしていますよ クスッ」
屋「そんなんじゃ」
断じて違う。
しかし思い出していないって事はある意味幸せな事だ
それからもサウナの中で。
北「今回、俺らドームツアーやってるじゃないですか」
仕事のことを熱く語る北山の隣で。
俺は、その滴る汗を見つつ
もし記憶が甦ったら、この身体は藤ヶ谷に。
北「屋良さん聞いてます」
屋「んっ?あぁー聞いてる聞いてる、しっかし相変わらず綺麗な身体つきをしてるな」
北「はっ?もぉーどこ見てるんです」
屋「どこって」
そりゃ…チラッ!
・
9月17日―
今日は北山の誕生日、兼ねてからの打ち合わせ通り。
トルルル、んっ?誰だ。
着信:北山革命
げげっ、本人からじゃん。
なんだなんだ催促それじゃ意味ないんだよ。
北「もしもし屋良さんこれからサウナに行かね」
屋「はっ?」
北「いやさ、たまには息抜きしたいと思ってよ」
屋「あぁー別に、構わないけど」
北「なら待ち合わせは」
こいつ、今日が何の日だか分かって言ってるのか?
まさか自分の誕生日を忘れたりしていないよな?
だが…
北「うおぉーガラガラじゃんlucky、んふふっ」
どう見ても、全く気づいていない様子で。
北「ひやぁー気持ちいい」
っていうか俺はつい、その裸に見入ってしまい。
なんていうの。
北「屋良さん、屋良さんってば」
屋「なに?チラッ」
眼のやり場に困るっつうか
北「さっきからずっと気になってるんですけどね」
屋「んっ?チラッ」
だってな。
北「なんで、そんな離れた場所にいるんです」
屋「えっ」
北「こんな広い場所で」
頭の中で、妄想してしまうんだ。
この身体が藤ヶ谷に、あんな事とかこんな事をされ。
でもって、あっ、アソコが
北「んっ?」
屋「あぁ…アハッ」
北「キョトン」
屋「恥ずかしい…から」
北「へっ?」
とたん北山は、俺の傍まで近寄って来ると。
北「なぁーに言ってるんす今更、バシッ」
うわっち、人の背中を思いっきり叩き。
北「そんなんしょっちゅう見てるしウナなんて何回も一緒に来てるっしょ」
屋「あ、まぁ…ハハッ」
マジ痛い…
北「意識しちゃってどうかしていますよ クスッ」
屋「そんなんじゃ」
断じて違う。
しかし思い出していないって事はある意味幸せな事だ
それからもサウナの中で。
北「今回、俺らドームツアーやってるじゃないですか」
仕事のことを熱く語る北山の隣で。
俺は、その滴る汗を見つつ
もし記憶が甦ったら、この身体は藤ヶ谷に。
北「屋良さん聞いてます」
屋「んっ?あぁー聞いてる聞いてる、しっかし相変わらず綺麗な身体つきをしてるな」
北「はっ?もぉーどこ見てるんです」
屋「どこって」
そりゃ…チラッ!
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