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[現代版] 天使と悪魔

第16章 迷走する想い

・五関side

塚「五関、どうした物思いに更けちゃって」

五「んっ?あぁ」

橋「彼女と喧嘩でもした」

五「そんなんじゃないんだけどさ」



喧嘩をするも何も、ずっと会っていないんだから。



スタッフ「A.B.C-Zの皆さん宜しくお願いしまーす」

塚「はーい」

戸「五関?」

河「チラッ」



ある日、とつぜん別れ話を切り出された。

それもメールで…

理由は、俺に相応しくないからだとか言って。

意味分かんね、納得できるわけないじゃん。

けど、あいつ…

何度、携帯へ掛けても出やしない。

いったい何があった?俺には話せないことか。

だとしても。

こんな形で終わりになんか出来るわけない。

ふざけんな、クッ!

あまりにも、いろんな事があり過ぎて。

俺は、あいつが…

一番傍にいて欲しいと思っている時に、いてやれなかったのかもしれない。

ふとそう思い寂しさが心をよぎる。

後悔したって、帰って来はしないのに。

沙耶、沙耶、もう一度話し合おう。

そう言いたくても伝えられない想いを抱え日々は過ぎていく。

まさか予想だにしなかった場所で再会するとは思いもせず。





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