
[現代版] 天使と悪魔
第16章 迷走する想い
・宮田side
玉「ミツ!?まずいって宮田2人っきりにするなって、内くん言ってたじゃん」
とたん叫ぶタマ。
でもなぁ、そんな事を言ったって。
宮「大丈夫さ、こんな人目のある場所でどうこう出来るわけないだろうし」
玉「だけど」
俺は、この間の2人の様子を見てから。
なんだか本当にそれでいいのかと疑問に感じてしまい
宮「少しだけなら、いいんじゃない?」
それに、自分もタマと話しがしたかったのもあるんだけど。
玉「やっぱ気になるって」
宮「タマ」
玉「記憶を取り戻している俺だって悩んじゃってるんだからミツなんて尚更」
そうか、やっぱり。
宮「いいよ、フッ」
玉「えっ?」
宮「何も前世でそうだったからって、こっちでもそうならなきゃならない訳じゃないし」
玉「宮田」
宮「気持ちだけ繋がっていれば身体の関係なんてなくても、フッ」
玉「なに言ってるの」
宮「だから、悩まなくて
もいいって俺はそこまで望んでないからさ」
玉「そう…なんだ」
宮「うん ニコッ」
玉「分かった」
一瞬タマの表情が曇った気がした。
でも―
玉「お前がそう言うのなら俺も気にしないことにするよ」
その後、そう言ったものだから。
これでいいんだと思ってしまい。
抱きたくないのかと聞かれたらそりゃ抱きたいに決まってる。
だけどタマが嫌がることはしたくなかった。
不器用だった自分、本当の気持ちも知らず。
後で知ったとき思ったよ、千さんと二階堂はいいなって。
躊躇する事なく想いのまま飛び込んじゃったんだから
俺達にはそれが出来なくてさ。
互いの想いが空回りしてるうち敵が現れて。
怒濤の如く戦いの渦の中へと引き込まれていくことになる。
全ての人達を巻き込み―
・
玉「ミツ!?まずいって宮田2人っきりにするなって、内くん言ってたじゃん」
とたん叫ぶタマ。
でもなぁ、そんな事を言ったって。
宮「大丈夫さ、こんな人目のある場所でどうこう出来るわけないだろうし」
玉「だけど」
俺は、この間の2人の様子を見てから。
なんだか本当にそれでいいのかと疑問に感じてしまい
宮「少しだけなら、いいんじゃない?」
それに、自分もタマと話しがしたかったのもあるんだけど。
玉「やっぱ気になるって」
宮「タマ」
玉「記憶を取り戻している俺だって悩んじゃってるんだからミツなんて尚更」
そうか、やっぱり。
宮「いいよ、フッ」
玉「えっ?」
宮「何も前世でそうだったからって、こっちでもそうならなきゃならない訳じゃないし」
玉「宮田」
宮「気持ちだけ繋がっていれば身体の関係なんてなくても、フッ」
玉「なに言ってるの」
宮「だから、悩まなくて
もいいって俺はそこまで望んでないからさ」
玉「そう…なんだ」
宮「うん ニコッ」
玉「分かった」
一瞬タマの表情が曇った気がした。
でも―
玉「お前がそう言うのなら俺も気にしないことにするよ」
その後、そう言ったものだから。
これでいいんだと思ってしまい。
抱きたくないのかと聞かれたらそりゃ抱きたいに決まってる。
だけどタマが嫌がることはしたくなかった。
不器用だった自分、本当の気持ちも知らず。
後で知ったとき思ったよ、千さんと二階堂はいいなって。
躊躇する事なく想いのまま飛び込んじゃったんだから
俺達にはそれが出来なくてさ。
互いの想いが空回りしてるうち敵が現れて。
怒濤の如く戦いの渦の中へと引き込まれていくことになる。
全ての人達を巻き込み―
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