
[現代版] 天使と悪魔
第16章 迷走する想い
・北山side
北「ふっ、藤ヶ谷、放せ!どこへ連れてくんだよ」
いきなり腕を掴まれ楽屋から連れ出された俺。
ここはテレビ局の廊下―
すれ違う人みな怪訝な顔をし俺達を見てく。
北「なっ、なぁーっ」
そして行き着いた場所は外
藤「春だよなぁ、たくさんの花が咲いている」
北「んっ?」
そこには花壇があり様々な花が咲き乱れ。
北「へぇよく見つけたじゃんこんな所があったんだ」
太陽の日差しを受け。
藤「本来なら、天気のいい日はデートと洒落込みたいところだが」
北「でっ、デートだぁ!?んなに言ってるんだか帰る」
藤「いいじゃん、フッ」
グイッと引き寄せられ。
北「うわっち、バカ誰かに見られたらマズいだろ」
また、心臓が高鳴る。
こいつの胸の中へ飛び込んでしまい。
見上げれば―
藤「なにもとって食おうだなんて思ってないし、クスッ」
北「そう簡単に食われてたまるか」
藤「キスされて、ボーッとしてたくせに」
北「なっ」
んなことねぇ。
藤「なんだったら、今してやってもいいけど」
北「遠慮し…」
チュッ!
北「…ふっ‥藤ヶ谷…んっ‥よっ…せ‥ふっ…ん」
人が来ちゃう、クッ!
否応なしに反応する身体と心。
再び押し寄せてくる切ない想い。
ギュッ!
気がつけばその背中へ手を回し、抱きついている自分がいて。
北「…っ、ハァハァハァ」
藤「ほらな クスッ」
北「あっ、あり得ね」
藤「なぁ、北山?前世ってあると思う」
北「知るか、んなの」
藤「そう怒るなって、フッ」
北「お前が、こういうことするからじゃんよ」
藤「イヤだっていうのならしない、がそうは見えないし」
北「‥‥っ」
図星だった。
何故たか分からないけど、俺は嫌じゃねんだわ。
だから何も言い返せなくて
・
北「ふっ、藤ヶ谷、放せ!どこへ連れてくんだよ」
いきなり腕を掴まれ楽屋から連れ出された俺。
ここはテレビ局の廊下―
すれ違う人みな怪訝な顔をし俺達を見てく。
北「なっ、なぁーっ」
そして行き着いた場所は外
藤「春だよなぁ、たくさんの花が咲いている」
北「んっ?」
そこには花壇があり様々な花が咲き乱れ。
北「へぇよく見つけたじゃんこんな所があったんだ」
太陽の日差しを受け。
藤「本来なら、天気のいい日はデートと洒落込みたいところだが」
北「でっ、デートだぁ!?んなに言ってるんだか帰る」
藤「いいじゃん、フッ」
グイッと引き寄せられ。
北「うわっち、バカ誰かに見られたらマズいだろ」
また、心臓が高鳴る。
こいつの胸の中へ飛び込んでしまい。
見上げれば―
藤「なにもとって食おうだなんて思ってないし、クスッ」
北「そう簡単に食われてたまるか」
藤「キスされて、ボーッとしてたくせに」
北「なっ」
んなことねぇ。
藤「なんだったら、今してやってもいいけど」
北「遠慮し…」
チュッ!
北「…ふっ‥藤ヶ谷…んっ‥よっ…せ‥ふっ…ん」
人が来ちゃう、クッ!
否応なしに反応する身体と心。
再び押し寄せてくる切ない想い。
ギュッ!
気がつけばその背中へ手を回し、抱きついている自分がいて。
北「…っ、ハァハァハァ」
藤「ほらな クスッ」
北「あっ、あり得ね」
藤「なぁ、北山?前世ってあると思う」
北「知るか、んなの」
藤「そう怒るなって、フッ」
北「お前が、こういうことするからじゃんよ」
藤「イヤだっていうのならしない、がそうは見えないし」
北「‥‥っ」
図星だった。
何故たか分からないけど、俺は嫌じゃねんだわ。
だから何も言い返せなくて
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