
[現代版] 天使と悪魔
第20章 未知の空間
・北山side
神「転生した者に前世での記憶はない、だからお前がそれを望んだとき私がそうした、でなければここで生きてく中で歪みが生じてしまうからだ」
北「やっぱり、わけ分からねぇ」
神「あの者と今度こそ幸せになりたい何度生まれ変わってでも」
北「‥‥っ」
神「それが、お前の願いであった私は寂しかったがな」
願い?俺が―
神「よい所へ連れて行ってやろう」
北「ここから出れるのか」
神「そうではない、今からお前の意識をある空間へと飛ばす」
北「空間?」
神「行けば分かる」
ダメだ、頭がおかしくなりそうだぜ。
神「さぁ今こそ、その封印を解こう己で知るがいい、究極の愛と奇跡の成せる技を自身の眼と心で」
究極の愛?
神「宏光、目覚めよ目覚めるのだ奇跡の天使」
ピカァーッ!
とたん眩いばかりの光りが目の前に広がったかと思うと。
なんだここ?えっ、赤ん坊
陽が射し込み、輝いている綺麗な川のような場所に。
白い舟みたいなものが見え
“おぎゃあーおぎゃあ”
そこには、沢山の赤ん坊が泣いてるのが見えてよ。
その1人が俺の傍へ近寄って来たんだが。
まっ、まさか横尾さん?
何故だかそう思い、触れた瞬間。
あの夢で見た光景が頭の中に浮かんで来る。
北「うわっ」
それから次々と寄って来る赤ん坊たち。
お前は五関それから、はっトッツー。
その最期を見て絶句しながらも。
郁人のことも知り俺の瞳から涙が零れ落ちた。
おっ、お前ら…クッ
続けて宮田とタマ、ニカに千賀。
ハッシーもちろん屋良さんや亮太、内もいてさ。
くっ、うぅ、みんな、ヒクッ
あの夢で見たことは、全て実際に起きた事だったのか
そして―
ジーッと俺を見つめる熱い視線を感じ目を向けると。
北「藤ヶ谷!」
思わず抱きしめたとたん、みんなの声が心の中で木霊したんだ。
「幸せに…今度こそ‥幸せに…全員で一緒になろう」
あぁ、そうだな。
思い出したぜ、俺がここに来たのは二度目だ。
魂となって天界へ戻り何年も歳月が流れたある日。
親父が言ったんだっけ。
神「あの者たちを地球という星の中へ生まれ変わらせてやる事にした」
だから俺は自ら望んでこへ来て舟に乗ったんだ。
みんなに見送られ―
・
神「転生した者に前世での記憶はない、だからお前がそれを望んだとき私がそうした、でなければここで生きてく中で歪みが生じてしまうからだ」
北「やっぱり、わけ分からねぇ」
神「あの者と今度こそ幸せになりたい何度生まれ変わってでも」
北「‥‥っ」
神「それが、お前の願いであった私は寂しかったがな」
願い?俺が―
神「よい所へ連れて行ってやろう」
北「ここから出れるのか」
神「そうではない、今からお前の意識をある空間へと飛ばす」
北「空間?」
神「行けば分かる」
ダメだ、頭がおかしくなりそうだぜ。
神「さぁ今こそ、その封印を解こう己で知るがいい、究極の愛と奇跡の成せる技を自身の眼と心で」
究極の愛?
神「宏光、目覚めよ目覚めるのだ奇跡の天使」
ピカァーッ!
とたん眩いばかりの光りが目の前に広がったかと思うと。
なんだここ?えっ、赤ん坊
陽が射し込み、輝いている綺麗な川のような場所に。
白い舟みたいなものが見え
“おぎゃあーおぎゃあ”
そこには、沢山の赤ん坊が泣いてるのが見えてよ。
その1人が俺の傍へ近寄って来たんだが。
まっ、まさか横尾さん?
何故だかそう思い、触れた瞬間。
あの夢で見た光景が頭の中に浮かんで来る。
北「うわっ」
それから次々と寄って来る赤ん坊たち。
お前は五関それから、はっトッツー。
その最期を見て絶句しながらも。
郁人のことも知り俺の瞳から涙が零れ落ちた。
おっ、お前ら…クッ
続けて宮田とタマ、ニカに千賀。
ハッシーもちろん屋良さんや亮太、内もいてさ。
くっ、うぅ、みんな、ヒクッ
あの夢で見たことは、全て実際に起きた事だったのか
そして―
ジーッと俺を見つめる熱い視線を感じ目を向けると。
北「藤ヶ谷!」
思わず抱きしめたとたん、みんなの声が心の中で木霊したんだ。
「幸せに…今度こそ‥幸せに…全員で一緒になろう」
あぁ、そうだな。
思い出したぜ、俺がここに来たのは二度目だ。
魂となって天界へ戻り何年も歳月が流れたある日。
親父が言ったんだっけ。
神「あの者たちを地球という星の中へ生まれ変わらせてやる事にした」
だから俺は自ら望んでこへ来て舟に乗ったんだ。
みんなに見送られ―
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