
[現代版] 天使と悪魔
第20章 未知の空間
・北山side
そう、ここは…
死した者が魂となって次に生まれ変わるための準備をするところ。
いってみれば待機している場所みたいなもんさ。
天界にある―
と、そのとき途端に光景が変わり。
今度は、苦しんでいる自分の姿が目の中に映し出されてよ。
こっ、これはあの時の。
北「うっわあぁ、よせ何で今更こんなもんを見せる、やめろおぉ」
“目を逸らすでない今お前が見ているのは自分の最期それを乗り越えずして前へ進むことは出来ん”
…っ、ハァハァハァ!
神「息子よ、もう一度我の声を聞くのだ」
この声は親父?
神「今こそ立ち上がりその力で世界を平和へ導けお前の愛を皆が待っている」
んだが…
なにが出来るっていうんだわ今の俺に?
神「情けないことを言うでない」
北「また戦えって言うの?そしたらどうなる、みんな前世の時と同じように死んでしまうんじゃねぇのか」
神「そうならないため繰り返さない為にも、あの者達は頑張っておるのだぞ」
えっ―
神「あれを見るがよい」
ピカァーッ!
再び光りが放ち自分の視界に仲間たちの姿が飛び込んで来る。
横二「ミツ!」
宮「キタミツ!」
内屋「北山あぁーっ」
薮千「宏光!」
山「北山くん!」
玉「ミツ戻って来い」
五塚「負けるな北山」
橋「宏光うぅーっ」
お前ら、クッ!
そして、最後に見えたその姿は。
藤「北山、北山、俺の声がまだ聞こえるか」
藤ヶ谷!
藤「諦めるんじゃない傍にいたかったんじゃねぇのかよ」
くっ、いたいに決まってるじゃん。
藤「そこから、飛び出して来い北山あぁーっ」
ふっ、藤ヶ谷、クッ!
・
そう、ここは…
死した者が魂となって次に生まれ変わるための準備をするところ。
いってみれば待機している場所みたいなもんさ。
天界にある―
と、そのとき途端に光景が変わり。
今度は、苦しんでいる自分の姿が目の中に映し出されてよ。
こっ、これはあの時の。
北「うっわあぁ、よせ何で今更こんなもんを見せる、やめろおぉ」
“目を逸らすでない今お前が見ているのは自分の最期それを乗り越えずして前へ進むことは出来ん”
…っ、ハァハァハァ!
神「息子よ、もう一度我の声を聞くのだ」
この声は親父?
神「今こそ立ち上がりその力で世界を平和へ導けお前の愛を皆が待っている」
んだが…
なにが出来るっていうんだわ今の俺に?
神「情けないことを言うでない」
北「また戦えって言うの?そしたらどうなる、みんな前世の時と同じように死んでしまうんじゃねぇのか」
神「そうならないため繰り返さない為にも、あの者達は頑張っておるのだぞ」
えっ―
神「あれを見るがよい」
ピカァーッ!
再び光りが放ち自分の視界に仲間たちの姿が飛び込んで来る。
横二「ミツ!」
宮「キタミツ!」
内屋「北山あぁーっ」
薮千「宏光!」
山「北山くん!」
玉「ミツ戻って来い」
五塚「負けるな北山」
橋「宏光うぅーっ」
お前ら、クッ!
そして、最後に見えたその姿は。
藤「北山、北山、俺の声がまだ聞こえるか」
藤ヶ谷!
藤「諦めるんじゃない傍にいたかったんじゃねぇのかよ」
くっ、いたいに決まってるじゃん。
藤「そこから、飛び出して来い北山あぁーっ」
ふっ、藤ヶ谷、クッ!
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