無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

・屋良side

五「藤ヶ谷、どうした？」

藤「それが、いきなり身体が崩れてしまい」

宮「えっ？」

塚「大丈夫？」

薮「宏光」

北「…でっ‥でぇじょぶ…だって、ﾊｧﾊｧﾊｧ」

内「ちょ、見せてみ」



それまで、黙って見ていた内が中へ割って入り。



北「うっ、内…ｸｯ」

内「喋らんでもえぇ」

北「んでも…ﾊｧﾊｧﾊｧ」

内「大丈夫や心配ない多分こいつは、無意識に能力を全開してしまったんやろ」

藤「それって？」

内「使い過ぎや」

五「はっ？」

ニ「ミツうぅー脅かさないでよ」

千「心臓が止まるかと思ったじゃん」

宮「でも良かった、ねっ？タマ」

玉「うん」

薮「あはっ」



つまりあれか



横「太輔を助けようとして無我夢中でって事だよな？ミツらしい ｸｽｯ」

北「わっ、悪い」

藤「ひろ、ﾌｯ」



ったく人騒がせなやつ。



橋「２人とも、ラブラブだねぇ」

一同「あはははっ」



思わず、その場にいたみんなで笑ってしまい。



内「しかし魔王を消滅させるほどの力を使ったんや、意識を保っているだけでも凄いことやで」

塚「確かに前世の北山だったら既に気を失ってたもんな」



それだけ今の方がこいつの力は強いって事になる。



内「少し休んだ方がえぇ」

北「…通し‥稽古は…ｸｯ」

横「そんな状態じゃ無理だろ」

屋「滝沢には、俺の方から言っておく」

北「けど」

玉「ミツ、寝ろ」

北「…タマ」

橋「裕太の言うとおり」

薮「寝な宏光、時間になったら起こしてやるし心配しなくても大丈夫だから」

北「や…ぶぅ‥ﾌｯ」



そう言うと苦笑いしながらやっと眼を閉じ。





・