
[現代版] 天使と悪魔
第20章 未知の空間
・藤ヶ谷side
その音は数分たつとしなくなり。
周りを見ても特に変わった様子はなく。
ただ―
内「なんや、おかしな空気を感じる」
屋「あぁ」
山「普通じゃない」
ハーフの3人が一斉に異様さを口にしてさ。
横「どういう意味です屋良さん」
千「俺らにはちっとも分からないよ」
藤「内、もっと分かり易く説明してくれ」
そう疑問を投げかけると、驚くようなことを言い出したんだ。
内「ここは演舞場であってそうやない」
藤「はっ?」
千「えっ、ちょっと待ってじゃ何処だっていうんだよ」
屋「まだハッキリとは分からないが」
山「たぶん、時の間にある空間みたいな所だと思う」
玉「マジで!?」
薮「そんな、だって」
五「どう見ても演舞場だよな」
二「見た目は、がなんだかおかしい」
千「ニカ、分かるんだ」
そうかこいつにも魔の血が
宮「じゃなに俺達これからどうなるわけ」
橋「もう家には帰れないってこと」
安岸「‥‥っ」
塚「あっ、あり得ないそんなの!?」
つまりなんだ意図的に飛ばされてしまったと。
そう言いたいの?
横「もしそうだとして事実であることを確かめる方法は」
屋「ない」
内「いや、あるで」
藤「それはなんだ?内」
内「これが、何者かの策略なんだとしたらやったのはあいつしかおらへん」
横「妖魔」
なっ!?
屋「って事は、ここにいる連中はみな」
山「転生した人達だけってことになる」
内「そうでない奴らは現世で時間を止められたままでいるんやろうからな」
玉「でもさ」
宮「なにタマ?」
すると、タマが怪訝そうな顔をし。
ある一点を指さしながら、口を開く。
玉「だったら、なんで石垣や後藤までいるの」
一同「へっ」
とたん全員が、そこへ視線を向けると。
石垣「いやぁーしかしビックリしたなぁ」
後藤「もう大地震でも来たのかと思ったよ、ハハッ」
こいつら…
石垣「あれ?みなさんどうしたんです」
後藤「鳩が豆でっぼうでも食らったような顔をして」
いったい?
石垣「それより、通し稽古どうなるんでしょうね」
後藤「中止かな」
あっちでは、なんだったんだ?
・
その音は数分たつとしなくなり。
周りを見ても特に変わった様子はなく。
ただ―
内「なんや、おかしな空気を感じる」
屋「あぁ」
山「普通じゃない」
ハーフの3人が一斉に異様さを口にしてさ。
横「どういう意味です屋良さん」
千「俺らにはちっとも分からないよ」
藤「内、もっと分かり易く説明してくれ」
そう疑問を投げかけると、驚くようなことを言い出したんだ。
内「ここは演舞場であってそうやない」
藤「はっ?」
千「えっ、ちょっと待ってじゃ何処だっていうんだよ」
屋「まだハッキリとは分からないが」
山「たぶん、時の間にある空間みたいな所だと思う」
玉「マジで!?」
薮「そんな、だって」
五「どう見ても演舞場だよな」
二「見た目は、がなんだかおかしい」
千「ニカ、分かるんだ」
そうかこいつにも魔の血が
宮「じゃなに俺達これからどうなるわけ」
橋「もう家には帰れないってこと」
安岸「‥‥っ」
塚「あっ、あり得ないそんなの!?」
つまりなんだ意図的に飛ばされてしまったと。
そう言いたいの?
横「もしそうだとして事実であることを確かめる方法は」
屋「ない」
内「いや、あるで」
藤「それはなんだ?内」
内「これが、何者かの策略なんだとしたらやったのはあいつしかおらへん」
横「妖魔」
なっ!?
屋「って事は、ここにいる連中はみな」
山「転生した人達だけってことになる」
内「そうでない奴らは現世で時間を止められたままでいるんやろうからな」
玉「でもさ」
宮「なにタマ?」
すると、タマが怪訝そうな顔をし。
ある一点を指さしながら、口を開く。
玉「だったら、なんで石垣や後藤までいるの」
一同「へっ」
とたん全員が、そこへ視線を向けると。
石垣「いやぁーしかしビックリしたなぁ」
後藤「もう大地震でも来たのかと思ったよ、ハハッ」
こいつら…
石垣「あれ?みなさんどうしたんです」
後藤「鳩が豆でっぼうでも食らったような顔をして」
いったい?
石垣「それより、通し稽古どうなるんでしょうね」
後藤「中止かな」
あっちでは、なんだったんだ?
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