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[現代版] 天使と悪魔

第20章 未知の空間

・五関side

3階ロビーは、1階2階に比べたらかなり狭い。

が、静かで落ち着く場所でもある。

ってあれ?

なんだか賑やかな声が聞こえて来たぞ。



神山「あんなぁ、みんな、聞いてー」

藤井「濱ちゃん、何しとるん」

濱田「なにって練習してるに決まっとるやろ見てな、はぁーはあぁーっ」

中間「そんなんで出来るようになるんやったら、みーんな能力が使えるわ」

藤井「言えてる、アハハ」



うわっ、WESTの連中じゃんいつ来たんだ!?こいつら。



重岡「スッ、トン、スッ、トン」

神山「声に出して言っとるだけで消えてないで、ニッ」

重岡「うっわ前よりできんようになっとる」



シゲ、出来なくて当たり前だ。

ここではお前、普通の人間なんだから。



小瀧「飛べー飛べー」



こっちもか、はぁー屋良さんや亮太・内・照史はあの球体で能力が使えるようになったんだ。

しかし、お前らは。



顕嵐「いつ見ても、楽しい人達だね」

七五三掛「ほんと クスッ」



まぁーこいつらは、これでいいのかもしれないな。

今も昔も―

多分ここは誰も使わないだろうし、好きにさせといてやるか フッ!

そして2階へ戻ると。



横「じゃ外には殆ど人が」

屋「逆に、いたら怖い気もするが」

横「確かに」



帰って来たんだ、屋良さん亮太。

よし―



五「あの」

屋「どうした?五関」

五「亮太に会いたいって、こいつらが」

山「俺に?」



数分後―



屋「本当にあの顕嵐か?」

顕嵐「はい」

山「龍也」

七五三掛「パパ」



その後、2人は江田ちゃんとも親子の対面を果たし。



江田「龍也、顕嵐」

2人「ママーン」



これで残るは、郁人とトッツーの子3人のみとなる。

何処にいるんだ?早く出ておいで。

みんな待っているから―





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