
[現代版] 天使と悪魔
第21章 空回りする心
・北山side
内「なにが躊躇させてるん言ってみ?ニコッ」
北「太…輔‥死ん…だの‥俺のせい、ヒクッ」
内「それは違う」
北「ん…でも」
内「俺も藤ヶ谷も、そしてみんなも自分の意志で決めた事や誰のせいでもない、それに惚れた奴と結ばれてなにが悪い?」
北「結果…命‥狙われても…か?クッ」
俺があいつに抱かれたら、狙われてしまうかもしれないんだぞ。
内「なるほど、そういう事やったんやな」
北「うっ、クッ」
内「なら、北山が藤ヶ谷を護ってやればいいんやないか?フッ」
北「‥‥っ」
内「そやろ?お互い、護り合っていけばいいだけの事やと俺は思うで、ニコッ」
護り…合う?
内「ちゃーんと2人で話し合ってみ、それが一番大事なことや独りで悩むより正直に自分の気持ち打ち明けたらええ、そやないと心がすれ違ってまう」
不思議だった。
内「どうやら、少しは落ち着いたみたいやな」
内から言われるとそうかもしれないと思えるんだから
内「だったら会っても大丈夫かもしれへんな」
不安が薄れてくみたいに。
内「北山、どうや?」
北「なに…が」
内「前世の子供たちに会いたいと思わへん?」
北「なっ!?どういう」
と、いきなり内はそんな事を言い出し。
内「あの子たちも、生まれ変わって俺らの傍におる」
北「‥‥っ」
内「今もママンに会いたくて待ち焦がれているはずや」
思いも掛けないことに驚いてしまう。
だってよ、Jr.の中にいるっていうんだから。
ってことは、知らない間に顔を合わせてたって事じゃん。
マジで!?
内「どないする?会いたいんゆうなら」
北「会わせてくれ頼む」
俺は迷わず、そう言った。
内「分かった、なら屋良さんに言ってこっちへ連れて来て貰うな」
そして再び心は激しく震え堪らない気持ちになる。
会いたくて会って抱きしめてやりてくて。
親らしきことは殆んどしてやれなかっただけに尚更。
あれからどうしてた?辛くはなかったか。
それからは、ただひたすら入口の方を見つめ。
その時を今か今かと心待ちにしていたんだ。
溢れんばかりの想いを胸に
・
内「なにが躊躇させてるん言ってみ?ニコッ」
北「太…輔‥死ん…だの‥俺のせい、ヒクッ」
内「それは違う」
北「ん…でも」
内「俺も藤ヶ谷も、そしてみんなも自分の意志で決めた事や誰のせいでもない、それに惚れた奴と結ばれてなにが悪い?」
北「結果…命‥狙われても…か?クッ」
俺があいつに抱かれたら、狙われてしまうかもしれないんだぞ。
内「なるほど、そういう事やったんやな」
北「うっ、クッ」
内「なら、北山が藤ヶ谷を護ってやればいいんやないか?フッ」
北「‥‥っ」
内「そやろ?お互い、護り合っていけばいいだけの事やと俺は思うで、ニコッ」
護り…合う?
内「ちゃーんと2人で話し合ってみ、それが一番大事なことや独りで悩むより正直に自分の気持ち打ち明けたらええ、そやないと心がすれ違ってまう」
不思議だった。
内「どうやら、少しは落ち着いたみたいやな」
内から言われるとそうかもしれないと思えるんだから
内「だったら会っても大丈夫かもしれへんな」
不安が薄れてくみたいに。
内「北山、どうや?」
北「なに…が」
内「前世の子供たちに会いたいと思わへん?」
北「なっ!?どういう」
と、いきなり内はそんな事を言い出し。
内「あの子たちも、生まれ変わって俺らの傍におる」
北「‥‥っ」
内「今もママンに会いたくて待ち焦がれているはずや」
思いも掛けないことに驚いてしまう。
だってよ、Jr.の中にいるっていうんだから。
ってことは、知らない間に顔を合わせてたって事じゃん。
マジで!?
内「どないする?会いたいんゆうなら」
北「会わせてくれ頼む」
俺は迷わず、そう言った。
内「分かった、なら屋良さんに言ってこっちへ連れて来て貰うな」
そして再び心は激しく震え堪らない気持ちになる。
会いたくて会って抱きしめてやりてくて。
親らしきことは殆んどしてやれなかっただけに尚更。
あれからどうしてた?辛くはなかったか。
それからは、ただひたすら入口の方を見つめ。
その時を今か今かと心待ちにしていたんだ。
溢れんばかりの想いを胸に
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