
[現代版] 天使と悪魔
第21章 空回りする心
・屋良side
北「来い、祐惺 ニコッ」
その表情は光りが射したかの如く明るくなり、両手を広げ。
安井「ママーン」
飛び込んで来た安井の身体を愛おしそうに抱きしめる
北「祐惺、俺の可愛い子」
安井「ずっと…ずっと待ってた‥記憶…取り戻して‥からずっ…うっわあぁー」
北「悪かった悪かったな、あれから大変だったろ」
安井「大丈夫、皆が一緒にいてくれたし ヒック」
北「んだか、フッ」
安井「うん ニコッ」
と、今度は傍にいる岸へと視線が向き。
合わせるかのように藤ヶ谷が再び声を掛ける。
藤「分かるか?」
岸「‥‥‥」
北「お前は?確か岸優太」
安井「柊陽って名前は僕がつけたんだ、ママンがそうしていいって言ったから」
北「‥‥っ」
岸「マ…マ‥ン」
北「こいつが俺と太輔の」
藤「あぁ、フッ」
北「お前も来い柊陽、ほら飛び込んで来いって」
岸「まっ、ママーン」
ギュッ!
北「ごめんな、寂しい思いさせちまってよ」
岸「そんな…こと‥ない…僕を‥産んだから…ママンは、ヒクッ」
北「それは違う」
岸「‥‥っ」
北「あれはお前のせいじゃない俺の心が弱かったからだ」
内「北山」
北「産んだのは俺の意志でもあったし太輔や、みんなの願いでもあった」
岸「後悔…していないと」
北「あたり前だろ」
岸「だったら」
北「んっ?」
安井「今でもパパのことが好き愛してる?」
北「祐惺」
岸「教えて、僕達の願いはこっちで2人が幸せになることなんだ」
北「柊陽」
が、その瞬間!
北山の顔が、また暗い表情に戻ってしまい。
何故だ?何があった。
・
北「来い、祐惺 ニコッ」
その表情は光りが射したかの如く明るくなり、両手を広げ。
安井「ママーン」
飛び込んで来た安井の身体を愛おしそうに抱きしめる
北「祐惺、俺の可愛い子」
安井「ずっと…ずっと待ってた‥記憶…取り戻して‥からずっ…うっわあぁー」
北「悪かった悪かったな、あれから大変だったろ」
安井「大丈夫、皆が一緒にいてくれたし ヒック」
北「んだか、フッ」
安井「うん ニコッ」
と、今度は傍にいる岸へと視線が向き。
合わせるかのように藤ヶ谷が再び声を掛ける。
藤「分かるか?」
岸「‥‥‥」
北「お前は?確か岸優太」
安井「柊陽って名前は僕がつけたんだ、ママンがそうしていいって言ったから」
北「‥‥っ」
岸「マ…マ‥ン」
北「こいつが俺と太輔の」
藤「あぁ、フッ」
北「お前も来い柊陽、ほら飛び込んで来いって」
岸「まっ、ママーン」
ギュッ!
北「ごめんな、寂しい思いさせちまってよ」
岸「そんな…こと‥ない…僕を‥産んだから…ママンは、ヒクッ」
北「それは違う」
岸「‥‥っ」
北「あれはお前のせいじゃない俺の心が弱かったからだ」
内「北山」
北「産んだのは俺の意志でもあったし太輔や、みんなの願いでもあった」
岸「後悔…していないと」
北「あたり前だろ」
岸「だったら」
北「んっ?」
安井「今でもパパのことが好き愛してる?」
北「祐惺」
岸「教えて、僕達の願いはこっちで2人が幸せになることなんだ」
北「柊陽」
が、その瞬間!
北山の顔が、また暗い表情に戻ってしまい。
何故だ?何があった。
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