
[現代版] 天使と悪魔
第23章 妖魔の企て
・戸塚side
ここはどこ?
気がつくと俺は見知らぬ所にいた。
そして目の前には…
妖「決心がついたと見えるで答えは?」
あの男は、いったい。
河「好きに使ってくれこの身体その代わり」
妖「解放してやろう、我は奇跡の天使さえ手に入れさえすればそれでいいのだから」
何をしようというんだ河合
妖「ならば今から言う場所へ行け、そこに黒い池のようなものがある」
河「…で?」
妖「その中へ身を沈めるのだ、さすればお前は魔物と化し我の操り人形となるであろう」
河「‥‥っ」
なんだって!?
妖「自分の意識は消え思うように動く、フフッ」
河「それって死ぬってことかよ」
妖「似たようなものと解釈すればいい、魂は闇と同化してしまうのだから」
河「つまりはもう転生することはないと」
妖「そういうことだ」
ダメだ河合そんな事をしては、よせ。
河「分かった場所を教えてくれ」
やめろってぇー
けれど身体は動かず意識があるにも関わらず眼も開かない。
河「最後に、別れのキスをしてもいいか?」
なのに姿だけはしっかりと見えているんだ。
河合!
重なった唇の感触は切ないまでに心を震わせ。
自然と瞳から、涙がこぼれ落ちる。
河「トッツー泣くな、お前の笑顔が大好きなんだからさ、フッ」
俺だって好きだ、愛っ…
河「じゃあ元気でな」
愛してる、だから。
・
ここはどこ?
気がつくと俺は見知らぬ所にいた。
そして目の前には…
妖「決心がついたと見えるで答えは?」
あの男は、いったい。
河「好きに使ってくれこの身体その代わり」
妖「解放してやろう、我は奇跡の天使さえ手に入れさえすればそれでいいのだから」
何をしようというんだ河合
妖「ならば今から言う場所へ行け、そこに黒い池のようなものがある」
河「…で?」
妖「その中へ身を沈めるのだ、さすればお前は魔物と化し我の操り人形となるであろう」
河「‥‥っ」
なんだって!?
妖「自分の意識は消え思うように動く、フフッ」
河「それって死ぬってことかよ」
妖「似たようなものと解釈すればいい、魂は闇と同化してしまうのだから」
河「つまりはもう転生することはないと」
妖「そういうことだ」
ダメだ河合そんな事をしては、よせ。
河「分かった場所を教えてくれ」
やめろってぇー
けれど身体は動かず意識があるにも関わらず眼も開かない。
河「最後に、別れのキスをしてもいいか?」
なのに姿だけはしっかりと見えているんだ。
河合!
重なった唇の感触は切ないまでに心を震わせ。
自然と瞳から、涙がこぼれ落ちる。
河「トッツー泣くな、お前の笑顔が大好きなんだからさ、フッ」
俺だって好きだ、愛っ…
河「じゃあ元気でな」
愛してる、だから。
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