
[現代版] 天使と悪魔
第24章 闇からの脱出
・屋良side
屋「藤ヶ谷、お前は河合を止めろ俺はトッツーを捜し出す」
藤「はい」
屋「亮太」
山「分かっているよ、屋良にぃ任せてシールド」
それから俺は、北山に約束した通り。
藤ヶ谷に亮太を同行させ、こいつのシールドで保護したのち。
屋「くれぐれも無茶するんじゃない分かったな」
決めた作戦通り二手に分かれ行動を起こす事にしたんだ。
桐山の話しによると。
妖魔は今、トッツーと一緒にいるかもしれないという事だった。
河合、早まった事をするな
いま藤ヶ谷と亮太がそっちへ向かっている。
桐山「この先の突き当たりそこに妖魔がおる」
暫く行くと、こいつが発した言葉に。
全身に、緊張感が走り抜けていく。
しかし―
桐山「アカン妙な気や急いだ方がええかもしれん」
屋「行くぞ」
ダダッ!
俺達は足早にそこへと向かったんだが。
辿り着いた場所には。
屋「トッツーしっかりしろトッツー」
何故だか、気を失っているトッツーしかいなかくてさ
いったい妖魔は何処へ?
屋「取り合えず塚ちゃんのところへ戻ろう」
その状況に、違和感を覚えながらも。
藤ヶ谷と亮太のことが気掛かりだった俺は。
急いで出入り口の方へ戻ったんだ。
塚「トッツー良かった無事で、ホッ」
不覚にもそこで見落としていたものがあった事に気づかず。
屋「あいつらは?」
塚「まだ」
屋「そっか」
だがトッツーが倒れていた先の裏側に男の死体があったなんて誰が思う。
それで気づくのが遅れた。
そんなの今更、言い訳にもならないのは分かっているが。
その後こいつの異変に気づいたとき初めて。
俺達は、なぜ妖魔がいなかったかを知ることになる。
奴は思っていた以上にしたたかな奴だったって事も。
そう妖気を消し潜むくらいはあさめしまえ。
それが俺達の敵だった実体すら持たない―
・
屋「藤ヶ谷、お前は河合を止めろ俺はトッツーを捜し出す」
藤「はい」
屋「亮太」
山「分かっているよ、屋良にぃ任せてシールド」
それから俺は、北山に約束した通り。
藤ヶ谷に亮太を同行させ、こいつのシールドで保護したのち。
屋「くれぐれも無茶するんじゃない分かったな」
決めた作戦通り二手に分かれ行動を起こす事にしたんだ。
桐山の話しによると。
妖魔は今、トッツーと一緒にいるかもしれないという事だった。
河合、早まった事をするな
いま藤ヶ谷と亮太がそっちへ向かっている。
桐山「この先の突き当たりそこに妖魔がおる」
暫く行くと、こいつが発した言葉に。
全身に、緊張感が走り抜けていく。
しかし―
桐山「アカン妙な気や急いだ方がええかもしれん」
屋「行くぞ」
ダダッ!
俺達は足早にそこへと向かったんだが。
辿り着いた場所には。
屋「トッツーしっかりしろトッツー」
何故だか、気を失っているトッツーしかいなかくてさ
いったい妖魔は何処へ?
屋「取り合えず塚ちゃんのところへ戻ろう」
その状況に、違和感を覚えながらも。
藤ヶ谷と亮太のことが気掛かりだった俺は。
急いで出入り口の方へ戻ったんだ。
塚「トッツー良かった無事で、ホッ」
不覚にもそこで見落としていたものがあった事に気づかず。
屋「あいつらは?」
塚「まだ」
屋「そっか」
だがトッツーが倒れていた先の裏側に男の死体があったなんて誰が思う。
それで気づくのが遅れた。
そんなの今更、言い訳にもならないのは分かっているが。
その後こいつの異変に気づいたとき初めて。
俺達は、なぜ妖魔がいなかったかを知ることになる。
奴は思っていた以上にしたたかな奴だったって事も。
そう妖気を消し潜むくらいはあさめしまえ。
それが俺達の敵だった実体すら持たない―
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