
[現代版] 天使と悪魔
第3章 慟哭の記憶①
・宮田side
玉「今のは…なに?」
頭を上げようとしたタマに再び。
千「タマだめだ、まだ下を向いてなきゃ」
五関くん、千さん!?
五「たぁーっ」
千「ごっち!」
ザバッ、ザクッ―
ボトッ、ボトボト―
橋「うっ、わああっ」
玉「ハッシー、しっかり」
橋「でも、気持ち悪い」
ただ五関くんが独りで戦っているのだけは分かった。
その叩き切ったものが上から落ちてくるたびに。
周囲には血が飛び散って。
五「ダメだ、きりがない」
千「本体がいるはず、そいつをやっつけるしか」
五「それって何処にいるんだよ」
俺も戦わなければそう思ったんだけど武器がなくてさ
千「宮田!」
宮「千さん子供たちは」
千「無事、ちゃんとここにいる」
と、後ろから千さんが現れ
その傍には、もうすぐ4歳になる自分の子と。
トッツーの2人の子供が…
宮「良かったぁ」
それを確認し、ホッと胸を撫で下ろす。
千「そっちは」
玉「大丈夫」
千「怪我はない」
子(宮玉)「うん」
千「そっか」
その間も五関くんは。
五「たぁーっ」
塚「五関、俺も戦う」
五「塚ちゃん」
塚「ハッシー、琉生を頼むよ」
橋「分かった」
襲ってくる不気味な太い木の幹みたいな奴を斬りまくっていたんだけど。
無理だ体力の限界だ、そう思ったその時。
シュッ!
千「危ない!」
五「うわあっ」
宮玉「五関くん!」
橋「ごっち」
今までにないほどの太いのが襲いかかって来て。
塚「五関いぃーっ」
みんなの、叫ぶような声が響き渡り。
と、混ざるかの如く。
戸「やめろおぉー」
河「トッツーっ」
戸「俺の大事な仲間に手を出すなぁー」
えっ?
聞こえて来た声は、確かにあの2人の声だった。
同時に霧が晴れたかのように景色が変わっていき。
玉「元に…戻った」
塚「五関」
五「大丈夫だ塚ちゃん」
けど、これが始まりだったんだ。
意味不明な敵に俺達が襲われるようになったのは。
・
玉「今のは…なに?」
頭を上げようとしたタマに再び。
千「タマだめだ、まだ下を向いてなきゃ」
五関くん、千さん!?
五「たぁーっ」
千「ごっち!」
ザバッ、ザクッ―
ボトッ、ボトボト―
橋「うっ、わああっ」
玉「ハッシー、しっかり」
橋「でも、気持ち悪い」
ただ五関くんが独りで戦っているのだけは分かった。
その叩き切ったものが上から落ちてくるたびに。
周囲には血が飛び散って。
五「ダメだ、きりがない」
千「本体がいるはず、そいつをやっつけるしか」
五「それって何処にいるんだよ」
俺も戦わなければそう思ったんだけど武器がなくてさ
千「宮田!」
宮「千さん子供たちは」
千「無事、ちゃんとここにいる」
と、後ろから千さんが現れ
その傍には、もうすぐ4歳になる自分の子と。
トッツーの2人の子供が…
宮「良かったぁ」
それを確認し、ホッと胸を撫で下ろす。
千「そっちは」
玉「大丈夫」
千「怪我はない」
子(宮玉)「うん」
千「そっか」
その間も五関くんは。
五「たぁーっ」
塚「五関、俺も戦う」
五「塚ちゃん」
塚「ハッシー、琉生を頼むよ」
橋「分かった」
襲ってくる不気味な太い木の幹みたいな奴を斬りまくっていたんだけど。
無理だ体力の限界だ、そう思ったその時。
シュッ!
千「危ない!」
五「うわあっ」
宮玉「五関くん!」
橋「ごっち」
今までにないほどの太いのが襲いかかって来て。
塚「五関いぃーっ」
みんなの、叫ぶような声が響き渡り。
と、混ざるかの如く。
戸「やめろおぉー」
河「トッツーっ」
戸「俺の大事な仲間に手を出すなぁー」
えっ?
聞こえて来た声は、確かにあの2人の声だった。
同時に霧が晴れたかのように景色が変わっていき。
玉「元に…戻った」
塚「五関」
五「大丈夫だ塚ちゃん」
けど、これが始まりだったんだ。
意味不明な敵に俺達が襲われるようになったのは。
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