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[現代版] 天使と悪魔

第25章 今、決断の時

・戸塚side

屋「じゃ入れるぞ」



俺は、前世での自分たちの事を詳しく知っているわけじゃない。

でもきっと、今も昔も変わらず俺達は。

仲良くやっていたに違いないと、それだけは分かる。

何故ならば…



河「風磨?」

戸「勝利も、えっ?」



そう信じる事が出来る確かな絆がそこにはあったから



河「マジお前が!?」

菊池「河合、くっ、パパ」

河「なっ」

佐藤「トッツー僕ね末っ子だったからママンとの記憶が全くないんだ」

戸「勝…利」



そして―

その後ろには、もうひとり見慣れた顔が。

中島健人?まさか!?



菊池「郁祥さ」

河「郁…祥?健人が!?」

中島「パパ ニコッ」

河「お前が、あの」



チラッと視線が、こっちへ向く。



中島「ママン、ふっ」

戸「健人」

中島「そう僕は健人、そして貴方の息子の郁祥です」

河「郁祥おまえ」



いつも少クラの収録で顔を合わせていた3人。

風磨は、なんだかんだいって河合が好きで。

河合も風磨のことを可愛がっていてさ。

勝利は、入って来た頃からとにかく可愛いく。

俺のことを慕ってくれてたっけ。

健人は気がつけば、いつも俺達の傍にいた気がする。

その3人が俺達の子供―



屋「トッツー」

戸「はい」

屋「実感が湧かないだろうが」

戸「‥‥‥」

屋「だがな」



屋良さんは言う今から数時間前のこと。

自分たちの部屋で…





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