
[現代版] 天使と悪魔
第26章 慟哭の記憶⑦
・戸塚side
橋「ううっ、トッツートッツー、ヒクッ」
中島「マ…マン‥ヒクッ」
菊池「ううっ」
佐藤「うあぁーっ」
シーンと静まり返った部屋の中で。
ハッシーと3人の子供たちの泣き声だけが響き渡った
泣かないで…
それでも俺は後悔していなかったんだから。
河合を愛し、郁祥や風磨・勝利を産んだこと。
内「そっかそうやったんやな、だから妖魔はあの時」
屋「数分、いや数秒のズレがあったら大変な事になっていたってわけだ」
千「どういうこと?」
横「偶然のタイミングだったのか、それとも」
絆のなせる技か。
内「北山の命が消えあいつがその身体へ乗り移ろうとしたとき」
横「トッツーが、自ら身体を刺したことで」
戸「‥‥っ」
屋「精神を部落の方へ飛ばしていた妖魔は、隙をつかれそのまま」
内「トッツーと共に、封印されてもうたってわけや」
横「間一髪」
ニ「すっげータイミング」
玉「だね」
宮「うん」
薮「繋がっていたんだ何処にいても」
山「コクン」
ってことは俺―
北「ありがとなトッツー」
北山を護れたってこと。
内「あれも戦いやった」
藤「桐山が火をつけても、燃えきる前に乗り移られたら全て意味ないことだったとそう言いたいんだろ」
内「そや、フッ」
戸「ぁ…あぁ‥ヒクッ」
涙が頬を伝って落ちる
塚「良かったね」
五「これでまた1つ、肩の荷が降りたんじゃない」
塚ちゃん、五関…クッ!
北「お前は、何も罪悪感を感じる必要はねんだ」
北山―
戸「あり…がと‥クッ」
北「んばか、礼なんて言わなくとも」
藤「ほんと良かったな」
つかの間の穏やかな空間―
が、このあと俺も知らなかった河合の最期が語られる事となる。
郁祥の行方と共に…
・
橋「ううっ、トッツートッツー、ヒクッ」
中島「マ…マン‥ヒクッ」
菊池「ううっ」
佐藤「うあぁーっ」
シーンと静まり返った部屋の中で。
ハッシーと3人の子供たちの泣き声だけが響き渡った
泣かないで…
それでも俺は後悔していなかったんだから。
河合を愛し、郁祥や風磨・勝利を産んだこと。
内「そっかそうやったんやな、だから妖魔はあの時」
屋「数分、いや数秒のズレがあったら大変な事になっていたってわけだ」
千「どういうこと?」
横「偶然のタイミングだったのか、それとも」
絆のなせる技か。
内「北山の命が消えあいつがその身体へ乗り移ろうとしたとき」
横「トッツーが、自ら身体を刺したことで」
戸「‥‥っ」
屋「精神を部落の方へ飛ばしていた妖魔は、隙をつかれそのまま」
内「トッツーと共に、封印されてもうたってわけや」
横「間一髪」
ニ「すっげータイミング」
玉「だね」
宮「うん」
薮「繋がっていたんだ何処にいても」
山「コクン」
ってことは俺―
北「ありがとなトッツー」
北山を護れたってこと。
内「あれも戦いやった」
藤「桐山が火をつけても、燃えきる前に乗り移られたら全て意味ないことだったとそう言いたいんだろ」
内「そや、フッ」
戸「ぁ…あぁ‥ヒクッ」
涙が頬を伝って落ちる
塚「良かったね」
五「これでまた1つ、肩の荷が降りたんじゃない」
塚ちゃん、五関…クッ!
北「お前は、何も罪悪感を感じる必要はねんだ」
北山―
戸「あり…がと‥クッ」
北「んばか、礼なんて言わなくとも」
藤「ほんと良かったな」
つかの間の穏やかな空間―
が、このあと俺も知らなかった河合の最期が語られる事となる。
郁祥の行方と共に…
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