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[現代版] 天使と悪魔

第27章 幻獣の少女①

・戸塚side

沙耶「私は…わた‥」

五「いいんだ、俺はどんな沙耶でも受け止める」

沙耶「でっ、でも」

五「愛している、ニコッ」

沙耶「晃一」



苦しんでいたんだね。

五関のことが、本当に好きだったから尚更。

それから俺達は―



屋「ちょ、ちょーっと待て五関お前の彼女だと!?」



突然のことにさすがの屋良さんも驚きの声を上げ。



塚「沙耶さんが、トッツーのママン!?」

橋「うえぇーっ、マジで」

薮「ということは」

山「沙耶さんは俺達の知らない天使さんと恋に落ち」

千「トッツーを産んだってこと?」

北「が、こっちでは」

藤「五関と出会い恋に落ちて」

二「つまりは、生まれ変わる前はトッツーのお母さんで」

千「今はごっちの彼女ってことだよね」

横「まっ、そうなるな」

塚「わわっ、頭の中がパニック混乱しちゃう」

橋「だいじょうぶ?塚ちゃん」



そんなに騒がなくても クスッ



屋「とにかく話しを聞こうか」

内「そやな、まずはそれが肝心なことやし」

ニ「あれ?」

千「どうしたニカ?」

ニ「誰か足らなくない?」

千「あっ」

屋「あの2人の事なら暫く放っといてやれ」

北「屋良さん何か知ってるんすか?」

内「後で分かる、フッ」

北「内?」

ニ「ああっ」

藤「なんだよニカ」

ニ「なっ、なんでもね」

千「んっ?」



最後の記憶合わせ―

そこには、沙耶さんの悲しい恋と俺への想いが秘められていたんだ。

前世でのしがらみと共に…





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