
[現代版] 天使と悪魔
第28章 幻獣の少女②
・藤ヶ谷side
それから―
五「沙耶1つ部屋を開けて貰ったからそこへ行こう」
沙耶「晃一」
五「いろいろ話したいこともあるし、なっ?ニコッ」
沙耶「コクン」
みんな…
千「腹減ったなぁ」
山「えっ?」
横「なら飯の時間だ クスッ」
二「ぷぷっ」
塚「あははっ」
屋「相変わらずだなぁ千賀は、クスッ」
それぞれの場所へと戻って行き。
河「太輔」
藤「何かあったらすぐ呼べよ」
河「あぁ、フッ」
北「トッツー」
戸「なに?」
北「俺は、いつでもお前の傍にいる、ニコッ」
戸「ありがと北山」
俺達はまた2人きりとなる
北「なぁ、太輔」
藤「んっ?」
北「俺、ちょっと気になることがあるんだけどよ」
藤「なに?」
北「気づかなかったか」
えっ?
“お前は実体のない妖魔、誰かに寄生しなければ存在できないあやかし”
北「だから前世のトッツーは自分の身を犠牲にし命を絶った」
あっ!
北「五関の彼女の話しだと」
藤「妖魔は常に誰かの体内へ憑依していたってことになる」
北「こっちでもな」
つまりは―
藤「ハッ、そういうことか」
北「寄生しなければ、存在できないあやかしとは」
初めっから。
北「実体なんてなかったってことだろ」
藤「実体があった奴がなくなったんじゃなく」
北「んだわ」
藤「憎悪や妬み欲望が塊となって作り上げた意識の塊と言いたいわけ?」
北「あぁ」
俺は思い出す。
郁人を助けに行ったときに見たあのどす黒い池みたいな場所を。
北「もしかして、そこから生まれたのかもしれない、あいつは」
それが時を経て―
北「心を意思を持つ、化け物となり」
藤「だから消すことなんて出来ないと」
北「欲望も憎しみ妬みも」
いつの世の、どんな世界にあっても無くなる事はないのと同じに。
・
それから―
五「沙耶1つ部屋を開けて貰ったからそこへ行こう」
沙耶「晃一」
五「いろいろ話したいこともあるし、なっ?ニコッ」
沙耶「コクン」
みんな…
千「腹減ったなぁ」
山「えっ?」
横「なら飯の時間だ クスッ」
二「ぷぷっ」
塚「あははっ」
屋「相変わらずだなぁ千賀は、クスッ」
それぞれの場所へと戻って行き。
河「太輔」
藤「何かあったらすぐ呼べよ」
河「あぁ、フッ」
北「トッツー」
戸「なに?」
北「俺は、いつでもお前の傍にいる、ニコッ」
戸「ありがと北山」
俺達はまた2人きりとなる
北「なぁ、太輔」
藤「んっ?」
北「俺、ちょっと気になることがあるんだけどよ」
藤「なに?」
北「気づかなかったか」
えっ?
“お前は実体のない妖魔、誰かに寄生しなければ存在できないあやかし”
北「だから前世のトッツーは自分の身を犠牲にし命を絶った」
あっ!
北「五関の彼女の話しだと」
藤「妖魔は常に誰かの体内へ憑依していたってことになる」
北「こっちでもな」
つまりは―
藤「ハッ、そういうことか」
北「寄生しなければ、存在できないあやかしとは」
初めっから。
北「実体なんてなかったってことだろ」
藤「実体があった奴がなくなったんじゃなく」
北「んだわ」
藤「憎悪や妬み欲望が塊となって作り上げた意識の塊と言いたいわけ?」
北「あぁ」
俺は思い出す。
郁人を助けに行ったときに見たあのどす黒い池みたいな場所を。
北「もしかして、そこから生まれたのかもしれない、あいつは」
それが時を経て―
北「心を意思を持つ、化け物となり」
藤「だから消すことなんて出来ないと」
北「欲望も憎しみ妬みも」
いつの世の、どんな世界にあっても無くなる事はないのと同じに。
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