
[現代版] 天使と悪魔
第29章 想いは力となり
・玉森side
神さまから与えられたものそれは大切な人を護れる力
玉「それってどんな力なのかな」
俺と宮田は、そんな話しをしながらロビーにいた。
すると―
千「タマ、宮田」
宮「千さん、どうしたの」
玉「あれ1人?ニカは」
宮「一緒にいたんじゃ」
千「それが」
いなくなった?
千「トイレに行って来るって言ったまま戻って来なくて」
そんなに広くない演舞場、すぐ見つかるはずと。
千「捜したんだけどいなくてさ」
玉「どこ行っちゃったんだろうね」
話しながら二階三階そして楽屋裏へと戻って来る。
宮「いたぁー」
そこは、ミツとガヤの部屋の前。
千「ニカあぁーっ」
大声で叫ぶとクルッとこっちを向き。
二「タマ、宮田も」
玉「じゃないよ何処へ行ってたわけ」
二「それがさぁ」
あのあと各自、それぞれの場所へ分散して数分後。
二「自分の中で血が騒ぐっていうの」
千「へっ?」
宮「なにそれ」
前世の、ニカの身体の中に流れている血。
玉「とにかくミツのところへ行こう」
それが、魔王のものである事を本人は知らないでいる
北「今、なんて言った!?」
二「俺の中で、そう教えてくれたんだ」
玉「それって」
藤「ちょ屋良さんたち呼んで来るわ」
いったい何が起こったっていうの?
屋「詳しく聞かせて貰おうか」
山「血が騒ぐって、どんなふうに」
二「上手くは言えないんだけどさ身体の奥から力が沸いて来るって感じ」
つまり―
二「俺なら黒い沼への道を開く事ができる気がする」
前世で一度はミツによって浄化され抑えられたその血による能力。
それが生まれ変わったいま生かされようとしている。
二「それから、どうすれば沼を消滅させる事ができるのかも」
藤「本当か」
二「不思議なんだけど自然と頭の中へ流れ込んで来たんだ」
千「すっげー」
そこへ他の皆もやって来て
五「えっ?二階堂が」
内「その方法が分からんかったから困ってたんや」
横「凄く助かる」
橋「トッツー良かったね」
戸「うん」
河「よっしゃあー」
これで戦える。
そこにいる誰もが、闘志を燃やしていた。
全ての世を平和にする為に
・
神さまから与えられたものそれは大切な人を護れる力
玉「それってどんな力なのかな」
俺と宮田は、そんな話しをしながらロビーにいた。
すると―
千「タマ、宮田」
宮「千さん、どうしたの」
玉「あれ1人?ニカは」
宮「一緒にいたんじゃ」
千「それが」
いなくなった?
千「トイレに行って来るって言ったまま戻って来なくて」
そんなに広くない演舞場、すぐ見つかるはずと。
千「捜したんだけどいなくてさ」
玉「どこ行っちゃったんだろうね」
話しながら二階三階そして楽屋裏へと戻って来る。
宮「いたぁー」
そこは、ミツとガヤの部屋の前。
千「ニカあぁーっ」
大声で叫ぶとクルッとこっちを向き。
二「タマ、宮田も」
玉「じゃないよ何処へ行ってたわけ」
二「それがさぁ」
あのあと各自、それぞれの場所へ分散して数分後。
二「自分の中で血が騒ぐっていうの」
千「へっ?」
宮「なにそれ」
前世の、ニカの身体の中に流れている血。
玉「とにかくミツのところへ行こう」
それが、魔王のものである事を本人は知らないでいる
北「今、なんて言った!?」
二「俺の中で、そう教えてくれたんだ」
玉「それって」
藤「ちょ屋良さんたち呼んで来るわ」
いったい何が起こったっていうの?
屋「詳しく聞かせて貰おうか」
山「血が騒ぐって、どんなふうに」
二「上手くは言えないんだけどさ身体の奥から力が沸いて来るって感じ」
つまり―
二「俺なら黒い沼への道を開く事ができる気がする」
前世で一度はミツによって浄化され抑えられたその血による能力。
それが生まれ変わったいま生かされようとしている。
二「それから、どうすれば沼を消滅させる事ができるのかも」
藤「本当か」
二「不思議なんだけど自然と頭の中へ流れ込んで来たんだ」
千「すっげー」
そこへ他の皆もやって来て
五「えっ?二階堂が」
内「その方法が分からんかったから困ってたんや」
横「凄く助かる」
橋「トッツー良かったね」
戸「うん」
河「よっしゃあー」
これで戦える。
そこにいる誰もが、闘志を燃やしていた。
全ての世を平和にする為に
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