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・藤ヶ谷side

二「あと１つ」

北「なんでぇ？」

二「トッツーを」

河「えっ」

二「あの沼へ連れてくのは危険だ」

河「なっ」

屋「そうか、分身が反応し豹変しかねない」

内「そういう事やろ」

二「ｺｸﾝ」



が、しかし―



河「あいつはうんとは言わないと思う」

五「けど郁人」



と、そのとき。



安井「祐惺です」

岸「柊陽です」

安岸「失礼します」



こいつらが入って来て。



藤「どうした？」

安井「郁祥からの伝言を、伝えに来ました」

千「伝言？」

岸「はい」

屋「なんだ、言ってみろ」

安井「自分も一緒に行くと」

一同「‥‥っ」

河「そう、郁祥が言ったのか？」

岸「はい」

塚「みずから？」

安井「今度こそ、ママンを護るって」

河「郁祥…」

岸「だから、僕たちも行きます」

北「なにを言ってるんだわ柊陽」

岸「郁祥が行くとなると、祐惺兄ちゃんも！なら僕だって」

北「んだがお前は」

岸「僕もママンを護りたいんだ」

北「‥‥っ」

安井「それが僕達の意思です、みんな自分の親と共にいたい」

岸「お願いママン、パパ」

藤北「‥‥‥」



すると屋良さんが。



屋「止めても無駄みたいだな、なんせお前らの子だから､ｸｽｯ」

藤北「ぁ…‥」

横「どっちにしろ、郁祥が行くとなれば祐惺も連れてくつもりでいたんだ」

五「岸も連れて行ってやろう、ﾌｯ」

岸「有り難うございます」

藤「ただし、俺から絶対に離れるんじゃないぞ」

岸「はい」

屋「よし決まりだ出発は」



取り合えず、睡眠をとってから。

そう俺たちは決心を固め。



内「解散！」

屋「くれぐれも、エッチはするなよ」

ニ千「ｷﾞｸｯ」

ニ「やるわけねぇじゃん、なぁ…ﾊﾊｯ」

屋「お前らが１番しそうだから念を押しただけだ」

千「あ、あははっ」

一同「ぷっ、ｸｽｸｽｯ」



いよいよ対決のときが迫る





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