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[現代版] 天使と悪魔

第4章 過去からの声

・藤ヶ谷side

二「ガヤ、ガヤってば」

藤「んあっ?」



思わずドヤ顔で返事をすると。



二「ぷっ、あはははっ」



再びニカに笑われてしまい

意味不明のままタマたちのもとへと向かったんだ。



玉「おさ?」

藤「あぁ、なんのことだと思う」

玉「さぁ」

宮「‥‥‥」

二「なぁ千賀、今度さ」



そんな俺らにはお構いなく健永にベタついているニカ



千「ニカ俺その日、翔太と約束しているんだ」

二「えぇー俺とデートしてよ、ねぇ」

千「デートって、あのな」



以前とは違い、交流関係も広がった俺たち。

健永はけっこう後輩と絡んでいるみたいで。

が、ニカは…



二「…ちえっ、じゃいいよミツと遊んで貰うから」



相変わらず、こんな感じ。

が、まさかそのニカが前世の記憶を取り戻していただなんてよ。

この時の俺は全く蚊帳の外にいたんだ。

わたが独りで抱え込んでいたとは知らず―





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