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・五関side

目の前にいるトッツーは、トッツーであってそうではない。



山「屋良にぃ、どうすればいいの」

屋「くっ」



俺たちは黒い沼…

つまりは奴の本体を消滅させる事ばかりを考えていて



橋「内くんトッツーを助けて」

内「ハッシー、ｸｯ」



トッツーが、豹変したときの対策までは練ってはいなかったんだ。

その為―

どうしていいか分からず、全員が立ち尽くしてしまう

郁人でさえ…



戸「さぁ、北山宏光よ我のものとなれ」

北「トッツー、ｸｯ」



じわり、じわりと。

不気味な笑みを浮かべ北山に迫るトッツー。



藤「やめろやめるんだ目を覚ませ」



その顔は今まで見たこともないような表情をしていて

庇う藤ヶ谷を睨みつけ。



戸「どけダークの長」

藤「断る！ｷｯ」



漂う緊張感、その時。



中島「祐惺、俺に力を」

安井「郁祥」



えっ、なにをする気だ２人とも。



中島「ママンをお前の好きなようにはさせない！ｷｯ」

安井「戸塚くん聞こえる？僕達の声が」



ピカッ―



五「この光りは、あの時と同じ」

横「なっ!?それって」

屋「祐惺、郁祥！」



思わず屋良さんが叫んだ、次の瞬間！



中安「たあぁーっ」



２人の放つ光が、トッツーを直撃し。



戸「うっわぁーよせ眩しい目がくらむ」



すっ、凄い!?






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