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[現代版] 天使と悪魔

第1章 プロローグ

・五関side

桐山「じゃ温泉は」

河「温泉?」

桐山「恋愛成就の湯やそれも覚えてないん言うん一緒に入ったやろ」

河「照史、おまえ大丈夫?頭でもで打ったのと違う」

桐山「もうえぇーわ」



ダダダダッ!

そう言うと駆け出して行ってしまい。



中間「照史!」

重岡「おい」

濱田「やれやれ」



それを見て、後を追いかけてくWESTの連中。

ただし流星を除き。



藤井「参ったわ、ハァ」

五「なにがあったんだ?」



俺は、その訳を知りたくてこいつに事情を聞いてみたんだ。

すると―



藤井「昨日の話や」



外でメンバーと雑誌撮影をしていたら。

いきなり空から黒い羽根が数枚、落ちてきたという。



五「それって、これ?」



俺が、手にしていた羽根を見せると。



藤井「えっ?なんで、五関くんまで持ってるん」

塚「落ちてきたんだよな、空から」

五「あぁ」



そして今日、NHKホールへ来てみたら。



藤井「あぁーもう訳が分からんわ」



みんなの様子が、一変していて。

自分だけ、全くついていけなくなったというんだ。



五「なる程、そういう事」

塚「この羽根、なにか意味がありそうだね」



しかし、これは序章でしかなかったことを。

俺らは後になって知る事となる。

この先、この状態はもっとエスカレートして行き。

異様な雰囲気を肌で感じ、妙な感覚が取り巻く中で。

俺達は、一人一人が徐々に前世の記憶を取り戻して行く事となり。

まるで、何かの前触れかの如く。

そして、それは。



五「ただいまぁ」



自分の愛しい人をも、巻き込んでいく事となるんだ。



「お帰りなさい晃一」



沙耶、俺は君を愛しているよ。

お前が何者であったとしても、ずっとね―





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