
[現代版] 天使と悪魔
第7章 慟哭の記憶②
・横尾side
あの日―
帰ろうとしたら塚ちゃんが来てトッツーの異変を俺に知らせた。
五「そっか、横尾が記憶を取り戻したのも俺らとそう変わらない時からだったんだな」
収録が終わった後だったのとトッツーのこともあり。
お互いの状況を詳しく話すまでにはいかなかったが。
塚「じゃキスマイは宮田と二階堂が確実に思い出してて玉森にもその兆候があるってわけだね?」
横「あと健永もな」
五「それに流星以外のWESTの連中と内に屋良さん大倉か」
塚「スノーマンもじゃない」
郁人とハッシーはトッツーを家まで送ってやれと先に帰し。
五「なら全員が思い出すのも時間の問題か」
自分が把握している名前を2人に教え。
今後はとにかく密に連絡し合おうと約束してその日は別れる。
だが翌日、屋良さんに状況を報告する為。
何度か携帯へ掛けてみたんだが何故だか繋がらず。
そのあと内に掛けたとき。
内「分かったこっちで連絡が取れたら伝えとくわ」
横「頼む」
内「構へんて、こら逃げるんやない北山」
んっ?ミツ
内「ダメや言ったやん言うことを聞け」
横「内、ミツがどうかしたか?」
内「なんでもあらへんて、ちょっと取り込み中やから切るな」
プツッ、なんだ今の?
全く記憶を取り戻す気配がないミツ。
それはどうしてなのか?
本来なら、その点も考えるべきだったんだろうが。
次から次へ立て続けに前世の記憶を思い出してくあいつらの事で。
手一杯だった俺はそこまで頭が回らず。
気がついたときには最悪な状況に追い込まれていた。
だがそれで知ることになるんだ。
あいつが、記憶を取り戻さなかった理由を。
虎は、我が子を崖から突き落とすという。
ミツお前の親父さんはあの頃とやる事がちっとも変わってないな。
心臓が止まるかと思ったよ
バタバタとまるで自分たちの前世に振り回されているかの如く過ぎ去った数カ月
その事が起きたのは春真っ盛りの演舞場で。
俺達は、真の敵を知ることになる。
トッツーを苦しめ、前世の俺達を死へと追いやった。
・
あの日―
帰ろうとしたら塚ちゃんが来てトッツーの異変を俺に知らせた。
五「そっか、横尾が記憶を取り戻したのも俺らとそう変わらない時からだったんだな」
収録が終わった後だったのとトッツーのこともあり。
お互いの状況を詳しく話すまでにはいかなかったが。
塚「じゃキスマイは宮田と二階堂が確実に思い出してて玉森にもその兆候があるってわけだね?」
横「あと健永もな」
五「それに流星以外のWESTの連中と内に屋良さん大倉か」
塚「スノーマンもじゃない」
郁人とハッシーはトッツーを家まで送ってやれと先に帰し。
五「なら全員が思い出すのも時間の問題か」
自分が把握している名前を2人に教え。
今後はとにかく密に連絡し合おうと約束してその日は別れる。
だが翌日、屋良さんに状況を報告する為。
何度か携帯へ掛けてみたんだが何故だか繋がらず。
そのあと内に掛けたとき。
内「分かったこっちで連絡が取れたら伝えとくわ」
横「頼む」
内「構へんて、こら逃げるんやない北山」
んっ?ミツ
内「ダメや言ったやん言うことを聞け」
横「内、ミツがどうかしたか?」
内「なんでもあらへんて、ちょっと取り込み中やから切るな」
プツッ、なんだ今の?
全く記憶を取り戻す気配がないミツ。
それはどうしてなのか?
本来なら、その点も考えるべきだったんだろうが。
次から次へ立て続けに前世の記憶を思い出してくあいつらの事で。
手一杯だった俺はそこまで頭が回らず。
気がついたときには最悪な状況に追い込まれていた。
だがそれで知ることになるんだ。
あいつが、記憶を取り戻さなかった理由を。
虎は、我が子を崖から突き落とすという。
ミツお前の親父さんはあの頃とやる事がちっとも変わってないな。
心臓が止まるかと思ったよ
バタバタとまるで自分たちの前世に振り回されているかの如く過ぎ去った数カ月
その事が起きたのは春真っ盛りの演舞場で。
俺達は、真の敵を知ることになる。
トッツーを苦しめ、前世の俺達を死へと追いやった。
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