
[現代版] 天使と悪魔
第7章 慟哭の記憶②
・北山side
「ちょっと、そこのお二人さん寄ってかない?」
んっ、占い?
高田「はいはい、何です」
北「お前こういうの信じる方なん?」
高田「ときと場合によっては」
なるほど。
自分に良いことだけを信じるタイプね。
意味ねぇじゃん、クスッ!
占「ほほう、あなたの名前は?」
高田「高田翔です」
占「近いうち、数ヶ月以内に大役をこなす役割が巡って来ると出ています」
高田「それって仕事でですか?」
占「まぁ、似たようなものでしょう」
高田「やったぁ」
あれあれ以外と単純?
占「こちらの人はこれまた不思議な人相をしている」
北「いや普通だって」
占「そんな事はないパワー漲る強い意志を持った瞳、その力を欲する者はあとを絶たないようだ、ニッ」
力?
占「まぁーいずれ分かる時が来ますよ、ニヤッ」
やな感じの占い師だな。
高田「ありがとうございました」
礼を言うほどのことを占って貰ってないとは思うが。
占「あっ、そうそう貴方に良いものを1つ差し上げましょう、ニコッ」
高田「なんです?」
占「パワーストーン、この石を持っていれば更に良いことが起こり得ると出ていますからね」
高田「紫の石」
占「昔から紫は高貴な色と言われ、宮中の人など高い身分の方が身につけていました貴方も是非に ニコッ」
高田「重ね重ね有り難うございます、おいくらですか」
占「お代はいらないですよ私は趣味で占いをやっている者ですから」
うさん臭いやつ…
北「ほら行くぞ」
高田「待って下さいってば北山くん」
占「ふっ ニヤッ」
宗教とか占いとか。
んなもんに興味なんかなかった。
だから見落としてしまったのか?
いやそういう問題じゃないだろう。
数ヶ月後―
俺はとんでもない事に巻き込まれる事になる。
そして…
それが全ての始まりだった前世の自分との。
・
「ちょっと、そこのお二人さん寄ってかない?」
んっ、占い?
高田「はいはい、何です」
北「お前こういうの信じる方なん?」
高田「ときと場合によっては」
なるほど。
自分に良いことだけを信じるタイプね。
意味ねぇじゃん、クスッ!
占「ほほう、あなたの名前は?」
高田「高田翔です」
占「近いうち、数ヶ月以内に大役をこなす役割が巡って来ると出ています」
高田「それって仕事でですか?」
占「まぁ、似たようなものでしょう」
高田「やったぁ」
あれあれ以外と単純?
占「こちらの人はこれまた不思議な人相をしている」
北「いや普通だって」
占「そんな事はないパワー漲る強い意志を持った瞳、その力を欲する者はあとを絶たないようだ、ニッ」
力?
占「まぁーいずれ分かる時が来ますよ、ニヤッ」
やな感じの占い師だな。
高田「ありがとうございました」
礼を言うほどのことを占って貰ってないとは思うが。
占「あっ、そうそう貴方に良いものを1つ差し上げましょう、ニコッ」
高田「なんです?」
占「パワーストーン、この石を持っていれば更に良いことが起こり得ると出ていますからね」
高田「紫の石」
占「昔から紫は高貴な色と言われ、宮中の人など高い身分の方が身につけていました貴方も是非に ニコッ」
高田「重ね重ね有り難うございます、おいくらですか」
占「お代はいらないですよ私は趣味で占いをやっている者ですから」
うさん臭いやつ…
北「ほら行くぞ」
高田「待って下さいってば北山くん」
占「ふっ ニヤッ」
宗教とか占いとか。
んなもんに興味なんかなかった。
だから見落としてしまったのか?
いやそういう問題じゃないだろう。
数ヶ月後―
俺はとんでもない事に巻き込まれる事になる。
そして…
それが全ての始まりだった前世の自分との。
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