
[現代版] 天使と悪魔
第7章 慟哭の記憶②
・玉森side
外へ出ると周囲は凄まじい状況になっていた。
玉「俺から離れちゃダメだよ」
橋「分かった」
明らかに、かなうわけない強い敵に逃げまどう者。
立ち向かって行く者など、天使と悪魔が入り乱れ。
絶叫のような叫び声が辺りを包み込んでいる。
ここは隠れ部落―
洞窟の奥へ進んだ所に作ってあるからその先への道はない。
つまりは逃げ場がないって事なんだ。
そんな中…
橋「ごっち」
五「子供たちは安全な場所へ移しておいた心配はいらない」
玉「何処へ」
五「良亮が作った秘密基地だよ」
玉「はっ?」
橋「えへっ」
いつの間にそんなものを。
五「江田ちゃんや、流星もそこにいる」
玉「ありがと」
五「玉森」
玉「なに?」
五「宮田の所へ行く気か」
玉「えっ」
五「眼を見れば分かる」
さすが見破られちゃったな
五「俺も自分がなすべき事をするよ」
玉「それって」
五「あの子たちを護るのが務め、むろん生まれてくる北山の子も」
橋「ごっち」
五「後のことは心配するな思い切って行って来い」
わざわざそれを伝える為。
五「郁人とトッツーの行方も分からない」
ここへ来る途中ではぐれたニカと千賀、わた・薮も。
五「俺は生きて、あいつらを捜す」
橋「任せたよ」
五「あぁ」
みんな無事でいて―
玉「俺達も負けてはいられないな」
橋「うん」
玉「行くよ、たあぁーっ」
橋「やあぁーっ」
これで心おきなく戦える。
・
外へ出ると周囲は凄まじい状況になっていた。
玉「俺から離れちゃダメだよ」
橋「分かった」
明らかに、かなうわけない強い敵に逃げまどう者。
立ち向かって行く者など、天使と悪魔が入り乱れ。
絶叫のような叫び声が辺りを包み込んでいる。
ここは隠れ部落―
洞窟の奥へ進んだ所に作ってあるからその先への道はない。
つまりは逃げ場がないって事なんだ。
そんな中…
橋「ごっち」
五「子供たちは安全な場所へ移しておいた心配はいらない」
玉「何処へ」
五「良亮が作った秘密基地だよ」
玉「はっ?」
橋「えへっ」
いつの間にそんなものを。
五「江田ちゃんや、流星もそこにいる」
玉「ありがと」
五「玉森」
玉「なに?」
五「宮田の所へ行く気か」
玉「えっ」
五「眼を見れば分かる」
さすが見破られちゃったな
五「俺も自分がなすべき事をするよ」
玉「それって」
五「あの子たちを護るのが務め、むろん生まれてくる北山の子も」
橋「ごっち」
五「後のことは心配するな思い切って行って来い」
わざわざそれを伝える為。
五「郁人とトッツーの行方も分からない」
ここへ来る途中ではぐれたニカと千賀、わた・薮も。
五「俺は生きて、あいつらを捜す」
橋「任せたよ」
五「あぁ」
みんな無事でいて―
玉「俺達も負けてはいられないな」
橋「うん」
玉「行くよ、たあぁーっ」
橋「やあぁーっ」
これで心おきなく戦える。
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