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(旧)短編☆中編小説集

第13章 あいつと俺

・藤ヶ谷side

しっかし腹が立つよな北山のやつ。

なんなんだ?あの態度は、俺なんかした?

考えても、考えても分からなくて。

無性に苛々した俺は…



ニ「ガヤ、ここシャワー室5つしかないから早く行った方がいいぜ」



あることを思いつく。



千「ニカ、一緒に使おう」

ニ「おう」



ふっ、待っていろよ。

今からギャフンと言わせてやる。



玉「俺ここでいいや」

宮「それじゃあ」

玉「ミツ、隣あいてるよ」

北「Thank you」

宮「えっえっ、だったら」

横「なら俺はここに入るとしよ」

宮「うえっ、あと二階堂と千さんの隣しか開いてないじゃん」

ニ「なに嫌なの?俺達の隣じゃ、ニッ」

宮「いっ、いえ」



そりゃあイチャつくの目に見えてるもんな。



千「ガヤさんは?」

宮「あっ、そういえばいない何処へ行ったんだろ?」

ニ「なーんだせっかく教えてやったのに」



俺なら、ここにいるぜ。

こっそりとカーテンの陰に隠れ。

まずは、北山が何処へ入ったのかを見届けた俺は。

何食わぬ顔をし…



藤「悪い北山、一緒させてくんね」

北「ふっ、藤ヶ谷!?」



ギュッ!

中へ入ったとたん、全裸の身体を後ろから強く抱きしめる。



北「おまっ」

藤「いいのか騒いで?右側にはタマ左にはわたがいるっていうのに」

北「‥‥っ」



そして耳元でそう囁くと。



北「やめっ、んんっ」

藤「チュクチュク」



その唇を塞ぎ、胸を愛撫し始めたんだ。





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