(旧)短編☆中編小説集
第15章 秘め事~Himegoto
・横尾side
凄い目力だな太輔、相手は中学生だろ。
バタン!
北「で、どこを怪我しているんで?」
可哀想に…
藤「んっ?あぁ、フッ」
北「キョトン」
ミツはミツでちっとも気づいていないときてるし。
藤「お前ちょっと布団の中へ入って来い」
北「へっ?」
藤「いいからほら」
北「んでも」
藤「俺が抱き枕ないと寝れないの知ってるだろ」
まさか、おまえ…
藤「入って来たら、教えてやるよ ニヤッ」
ここは病院だぞ。
北「本当だな?」
藤「あぁ ニコッ」
ミツも乗るんじゃない。
北「うわっ、太輔!」
藤「やっぱりこうじゃないとしっくりこないや」
北「ちょよせ、あっ」
仕方がない俺も出るとするか、フッ!
北「んやだ、やっ」
藤「静かにしないと廊下まで声が漏れちゃうけどいいのかな?ニヤリ」
北「…うっ」
藤「いい子だ ニコッ」
ガチャ!
北「たっ、太輔えぇーっ」
バタン―
ふぅ俺がいることもすっかり忘れやがって太輔のやつ
後で覚えてろよ。
にしても困ったものだあの女。
「返して下さいお願いします」
今になってそれはないってことくらい自分でも分かっているだろうに。
「あの子には不自由な思いさせたりしませんから」
そういう問題じゃない。
「私やっと分かったんです自分にとってどれだけ宏光が大事だったかって事が」
遅いんだよ。
「あの子は私の籍に入っている法律上でも親権は」
冗談じゃない。
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凄い目力だな太輔、相手は中学生だろ。
バタン!
北「で、どこを怪我しているんで?」
可哀想に…
藤「んっ?あぁ、フッ」
北「キョトン」
ミツはミツでちっとも気づいていないときてるし。
藤「お前ちょっと布団の中へ入って来い」
北「へっ?」
藤「いいからほら」
北「んでも」
藤「俺が抱き枕ないと寝れないの知ってるだろ」
まさか、おまえ…
藤「入って来たら、教えてやるよ ニヤッ」
ここは病院だぞ。
北「本当だな?」
藤「あぁ ニコッ」
ミツも乗るんじゃない。
北「うわっ、太輔!」
藤「やっぱりこうじゃないとしっくりこないや」
北「ちょよせ、あっ」
仕方がない俺も出るとするか、フッ!
北「んやだ、やっ」
藤「静かにしないと廊下まで声が漏れちゃうけどいいのかな?ニヤリ」
北「…うっ」
藤「いい子だ ニコッ」
ガチャ!
北「たっ、太輔えぇーっ」
バタン―
ふぅ俺がいることもすっかり忘れやがって太輔のやつ
後で覚えてろよ。
にしても困ったものだあの女。
「返して下さいお願いします」
今になってそれはないってことくらい自分でも分かっているだろうに。
「あの子には不自由な思いさせたりしませんから」
そういう問題じゃない。
「私やっと分かったんです自分にとってどれだけ宏光が大事だったかって事が」
遅いんだよ。
「あの子は私の籍に入っている法律上でも親権は」
冗談じゃない。
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