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(旧)短編☆中編小説集

第18章 ペット白書

獣人をペットにするといろんな楽しみ方がある。

今の俺の楽しみは―



ニ「いっ、イクっ、タマ」

玉「ひっあ、来たぁ」



2匹に子供が出来ること。



横「いい子を産めよ」

玉「わた、ハァハァハァ」

ニ「あのさ俺の中に入ったままでタマと話してないでくれる」

横「ぁ…‥」



悪い、ハハッ!



横「だったら俺をイカせてみろタマ、ニカ」

ニ玉「了解」



ズゴン、ズゴン―

可愛いもんさ、なっ太輔もそう思うだろ。

女が強くなり。

気がつけば子供を作りたがらない女性が増え数百年。

いつか、この世の中は。



五「ちーす、おやおや」

塚「随分と激しくやっちゃってますこと、クスッ」

河「俺も太輔たちに混ぜて貰おうかなぁ」

戸「無理じゃない、それは追い返されるのがオチだと思うよ」

河「じゃ、宮田はどうして一緒にいるわけ?」

五「あいつは」

塚「小間づかいだからね」



そういえば、知らないうちに仲間入りしてた。

無害だから、丁度いいんだろう。

1年後、タマは自分の名前の通り玉のような赤ん坊を産む。

ニカとの間に―

俺はその子に良亮って名前を付けたんだ。



戸「見てみて今、俺を見て笑ったよ」

五「違う、俺だって」

河「もしかして、2人して狙っちゃってるわけ」

塚「獣人は、育つのが早いからね、クスッ」



簡単にはやらないぞ。

自分のペットは自分で買え世の中そう甘くはないんだ

そのうち人と獣人のハーフも出てくるのかもしれない

まっ、それも時代の流れか

人間自体が、進化した存在なんだし。

が、俺達は今の時代に生きている。

こうして日々を紡いで。





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