(旧)短編☆中編小説集
第19章 魅入られて愛
・藤ヶ谷side
俺たち悪魔族は、16歳を過ぎると。
嫁捜しをしなければならないのが決まりだった。
それも人間界で―
藤「腹減ったぁーなんか、食うもんないの?」
北「あるわけないじゃん」
藤「どうして?」
北「誰がお前なんかに」
藤「なに怒ってるんだ?」
北「いきなり人の唇、奪いやがってよ冗談じゃね」
藤「北山?」
北「…ブツブツブツ」
性別はどっちでもいい。
だが俺は、どうも人間の女は好きになれなくてさ。
藤「メシぃーっ」
北「うっせバァーカ」
藤「メシめしメシぃ」
北「ねぇって言ってるだろ」
グイッ!
藤「チュプ、チュクチュク」
北「んんーやめっ…ん」
しっかし、こいつの唇うまいや。
北「んよせ、はふっ、ん、ビクン、ぁ…ビクッ」
藤「ふっ、感じた?」
北「…っ、ハァハァハァ‥いっ…いい加減に」
藤「チュプ、チュクチュク」
北「んっんーっ、クッ」
何度もしたくなるくらいに
藤「今日は、ここらへんでやめとくか フッ」
北「…っ、ハァハァハァ」
藤「一気に吸い過ぎると、お前の身体が耐えられないからな クスッ」
北「また、意味わからない事いいやがって」
藤「ふっ」
けど俺らの中では珍しい事じゃないんだ。
藤「なっ、風呂に入りたいんだけど沸いてる?」
北「知らね」
藤「いいや、ちょっと行って来る」
北「おい人んち勝手に」
藤「一緒に入るか?」
北「はあっ?」
藤「あぁ、でもよしといた方がいいかも襲っちまいそうだし、ニヤッ」
北「なっ」
藤「あはははっ」
シュッ―
北「きっ、消えた」
ストン到着っと、なーんだ沸いてないじゃん。
しょうがないサービスしといてやるとすっか。
・
俺たち悪魔族は、16歳を過ぎると。
嫁捜しをしなければならないのが決まりだった。
それも人間界で―
藤「腹減ったぁーなんか、食うもんないの?」
北「あるわけないじゃん」
藤「どうして?」
北「誰がお前なんかに」
藤「なに怒ってるんだ?」
北「いきなり人の唇、奪いやがってよ冗談じゃね」
藤「北山?」
北「…ブツブツブツ」
性別はどっちでもいい。
だが俺は、どうも人間の女は好きになれなくてさ。
藤「メシぃーっ」
北「うっせバァーカ」
藤「メシめしメシぃ」
北「ねぇって言ってるだろ」
グイッ!
藤「チュプ、チュクチュク」
北「んんーやめっ…ん」
しっかし、こいつの唇うまいや。
北「んよせ、はふっ、ん、ビクン、ぁ…ビクッ」
藤「ふっ、感じた?」
北「…っ、ハァハァハァ‥いっ…いい加減に」
藤「チュプ、チュクチュク」
北「んっんーっ、クッ」
何度もしたくなるくらいに
藤「今日は、ここらへんでやめとくか フッ」
北「…っ、ハァハァハァ」
藤「一気に吸い過ぎると、お前の身体が耐えられないからな クスッ」
北「また、意味わからない事いいやがって」
藤「ふっ」
けど俺らの中では珍しい事じゃないんだ。
藤「なっ、風呂に入りたいんだけど沸いてる?」
北「知らね」
藤「いいや、ちょっと行って来る」
北「おい人んち勝手に」
藤「一緒に入るか?」
北「はあっ?」
藤「あぁ、でもよしといた方がいいかも襲っちまいそうだし、ニヤッ」
北「なっ」
藤「あはははっ」
シュッ―
北「きっ、消えた」
ストン到着っと、なーんだ沸いてないじゃん。
しょうがないサービスしといてやるとすっか。
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