(旧)短編☆中編小説集
第19章 魅入られて愛
・北山side
翌朝―
北「行って来まーす」
母「気をつけてくのよ」
北「ほーい」
ガチャ、バタン!
晴天の青空の中、俺は学校へと向かった。
しかし…
五「北山、おはよ」
北「おう五関」
藤「こいつ、お前のなに」
北「クラスメートだよバカ」
五「バカ?」
北「あ、いやなんでもね」
五「???」
俺以外のやつには見えないからと。
藤ヶ谷はピッタリとくっついて来てよ。
お陰で俺は…
北「お前なぁ、だからって話し掛けてくるな」
藤「どうして?」
北「周りが変に思うだろ」
藤「北山が反応しなければいいだけの事じゃん クスッ」
北「はっ?」
それが出来てたら、苦労はしないよったく チッ!
教室へと入れば―
藤「うおーいいねぇ、この雰囲気」
北「だぁーだから耳元で」
戸「どうかした?北山」
北「とっ、トッツー」
戸「耳元がなに?誰と喋っていたの」
北「あぁーははっ チロッ」
藤「クククッ」
北「はぁ…」
こいつ完璧に楽しんでやがる。
あげく授業中に―
北「ちょ、よせ、ビクッ」
ふっ、藤ヶ谷、あっ、首筋舐めんな。
耳たぶ噛むんじゃねぇ…
北「ハァハァハァ」
あっあっ、胸、触るなってばぁーっ
休憩時間、屋上で。
北「お前、いい加減にしろよ」
藤「仕方ないじゃん欲しくなっちゃったんだからさ」
北「だからって限度ってもんがあるだろ」
藤「北山ってどこもかしこも美味しいんだもん」
北「あのなぁ」
もーう頭にきた、口きいてやんね。
それからは黙り作戦を決め込む。
藤「なぁーなぁってば」
知らねぇよ…
その日の夜、なぜだか元気がない藤ヶ谷がいた。
母「キャットフードも食べないわね」
別に俺のせいじゃないもん
母「この仔、なんだったら食べるのかしら」
俺じゃない、なーんちゃって ハハッ!
でも…
北「あぁー分かった明日は休みだし2人してどこかへ出掛けよ」
それでいいだろ?
藤「本当に」
北「あぁ、フッ」
すると、キラキラした瞳で見つめて来てよ。
悪いやつじゃないんだけど参ったわ…
俺は思案にくれていた。
この唐突に現れた生き物をどう扱っていいのか分からずに。
・
翌朝―
北「行って来まーす」
母「気をつけてくのよ」
北「ほーい」
ガチャ、バタン!
晴天の青空の中、俺は学校へと向かった。
しかし…
五「北山、おはよ」
北「おう五関」
藤「こいつ、お前のなに」
北「クラスメートだよバカ」
五「バカ?」
北「あ、いやなんでもね」
五「???」
俺以外のやつには見えないからと。
藤ヶ谷はピッタリとくっついて来てよ。
お陰で俺は…
北「お前なぁ、だからって話し掛けてくるな」
藤「どうして?」
北「周りが変に思うだろ」
藤「北山が反応しなければいいだけの事じゃん クスッ」
北「はっ?」
それが出来てたら、苦労はしないよったく チッ!
教室へと入れば―
藤「うおーいいねぇ、この雰囲気」
北「だぁーだから耳元で」
戸「どうかした?北山」
北「とっ、トッツー」
戸「耳元がなに?誰と喋っていたの」
北「あぁーははっ チロッ」
藤「クククッ」
北「はぁ…」
こいつ完璧に楽しんでやがる。
あげく授業中に―
北「ちょ、よせ、ビクッ」
ふっ、藤ヶ谷、あっ、首筋舐めんな。
耳たぶ噛むんじゃねぇ…
北「ハァハァハァ」
あっあっ、胸、触るなってばぁーっ
休憩時間、屋上で。
北「お前、いい加減にしろよ」
藤「仕方ないじゃん欲しくなっちゃったんだからさ」
北「だからって限度ってもんがあるだろ」
藤「北山ってどこもかしこも美味しいんだもん」
北「あのなぁ」
もーう頭にきた、口きいてやんね。
それからは黙り作戦を決め込む。
藤「なぁーなぁってば」
知らねぇよ…
その日の夜、なぜだか元気がない藤ヶ谷がいた。
母「キャットフードも食べないわね」
別に俺のせいじゃないもん
母「この仔、なんだったら食べるのかしら」
俺じゃない、なーんちゃって ハハッ!
でも…
北「あぁー分かった明日は休みだし2人してどこかへ出掛けよ」
それでいいだろ?
藤「本当に」
北「あぁ、フッ」
すると、キラキラした瞳で見つめて来てよ。
悪いやつじゃないんだけど参ったわ…
俺は思案にくれていた。
この唐突に現れた生き物をどう扱っていいのか分からずに。
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