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(旧)短編☆中編小説集

第3章 ショタっ子クラブ

・宮田side

これって夢なんかじゃないんだよね?



玉「スースースー」



目を覚ますと、俺の隣には6歳くらいの男の子が眠っていて。

タマ?まさかでも凄く似ている。

すると―



北「んだめだってば藤ヶ谷あいつらいるんだしよ」

藤「大丈夫だって、起きやしないから」

北「この時間だぜ目を覚ますに決まってる」

藤「北山が声、出さなければいいじゃん」

北「そういう問題じゃあっやめっ、んっ」



ついたての向こうから聞こえてくる怪しい声が気にかかりベットから起き上がると。

うわっ!?

鏡に映った自分の姿に思わず声が出そうになり慌てて口を手で抑える。

これ俺だよな?

見た目は小学生、けど身体を動かせば鏡の中の自分も動く。

どうなってるんだよ。

ってことはやっぱり、あれはタマ。

が、振り返った次の瞬間!



北「あっ」

藤「自分だって、その気になってるじゃん」

北「ちげっ、よせ、はぁ、くっ、んんっ」

藤「小さい北山を抱くのはめっちゃいいんだけどお前の記憶ないだろ?クスッ」



小さいキタミツ?

その言葉で、再び俺は2人の会話に気を取られ。



北「それは、お前だって」

藤「だから、そろそろいいかなと思ってさ」



なにを?



藤「俺、大人の北山を抱きたい」



えっ!?今のは聞き間違いじゃないよね?

抱く?ガヤさんがキタミツを。






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