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(旧)短編☆中編小説集

第3章 ショタっ子クラブ

・宮田side

ズブブッ―



玉「ふああっ、硬い硬い、ああっ」

宮「くっ…ハァハァハァ」

玉「お兄ちゃん、お兄ちゃーん」

宮「ほら見て分かるかな」

玉「…っ、ハァハァハァ」

宮「同じになったんだよ、俺たち」



すると、繋がっている部分を見てタマは眼をまん丸くし。

それが、また何とも言えず可愛くつい。

ヌチャ、ヌチャ―



玉「あぁ、動いてる、動いてるぅーっ」

宮「裕太も一緒に動かしてごらん、クッ」



ズボッ、ズチャ!



玉「あぁ、いっ、お兄ちゃん、いいっ、熱いの、気持ちいいーっ」



ズゴッ、ズゴッ!



宮「おっ、俺もいぃ」

玉「あぁ、あっ、もっと、もっとしてぇー」



数分後―



宮「どう…だった?」

玉「これ、なんていうの」

宮「エッチだよ、ニコッ」

玉「エッ…チ?」

宮「またしたい?」

玉「うん、ニコッ」



やったぁー

これで一歩前進した、そう思ったとき。



北「何やってるんだ宮田、タマに手を出しやがって!許さねぇぞ」



ひえぇーっ、キタミツ!

物凄い形相のキタミツが、俺を睨みつけ。

仁王立ちで立っていてさ。

が、その隣では…



藤「でも俺達にそれを言う資格はないんじゃね」

北「けっ、けどな」

藤「どうやら見られてしまってたみたいだし」



俺が手にしているクリームを見て苦笑いしながら言うガヤさん。



宮「そっ、そうだよ」

北「居直るのか食っちまっといて」

藤「お前も食われたし食っただろ、クスッ」

北「うっ」



すると、タマが。



玉「これ、悪いことなの?凄く気持ちよかったよ」

北「えっ」

玉「お兄ちゃんみたいに、僕もあんあん言っちゃったもん エヘッ」

北「タマちゃーん」

藤「ぷっ、クククッ」



取り合えずこれで一見落着ってこと?

でも次の日の朝になったら

ガヤさんが言ってた通り、タマは全く覚えていなかったんだ。

ちょっと寂しかったな…

恋人同士になれるのはまだ先みたい。

でも、それでも俺は―



宮「タマ、飲みに行こう」

玉「あの店はやだからね」

宮「えぇーっ」

玉「行きたいなら、1人で行けばいいじゃん」

宮「タマあぁー」



今日もまた奮闘している、願いを叶える為に。





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