テキストサイズ

(旧)短編☆中編小説集

第4章 3人恋模様

・北山side

が、中へ入ると。



北「えっ、なんでカギなんか閉めるんで?」

横「その方が、2人でゆっくり話せると思ってさ」

北「ってことは」

横「どう演技賞もんだったろ俺の芝居?クスッ」



けっ、仮病だったわけ。



横「どうも、かたっ苦しい授業は苦手で」



そういう問題じゃないだろ



横「そんな所で突っ立ってないで、お前もここへ来て座ったらどう?」



ベットの上へ座りポンポンと自分の横を叩き笑顔を向けて来る横尾さん。



北「ぁ…あぁ‥」



人は見かけによらないとはこういう事を言うんだな。

驚いたわ…



横「で、単刀直入に聞くがおまえ好きな奴はいるの」

北「いや女とはとんと縁がなくて ハハッ」

横「バカ、誰が女だなんて言った男さ彼氏はいるのかって聞いてるんだよ」

北「へっ?」



あげくとんでもないことを聞いて来るし。

なに言ってるんだ?こいつ



横「河合って奴の話しでは藤ヶ谷とかいうのがいつも傍にヘバりついているみたいだが?」

北「あいつは幼馴染みで」

横「つまりは、それだけの関係ってこと」

北「他に、なにがあるっていうんだ?」

横「恋愛感情は?」

北「なっ、考えた事もねぇんなの」

横「なら俺がお前の恋人に立候補してもいいってわけだ」

北「はあっ?」



すると、とつぜん抱きしめられ。



北「ちょ、横尾さん」

横「チュッ」

北「んんっ」

横「ミツ、お前が欲しい」

北「やめっ、あっん」

横「俺のものになれ」

北「あっ、あぁ、クッ」



瞬く間に、制服のボタンは外されていき。

直接肌にその手が滑り込む




ストーリーメニュー

TOPTOPへ