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(旧)短編☆中編小説集

第1章 少年メイド

北「…おっ、おはようございます」

藤「昨日は、よく眠れただろ?ニコッ」

北「うっ」

藤「ふっ、メシを食ったら庭にでも散歩しに行くぞ」



俺に拒否る権利はない。



執事「行ってらっしゃいませ、お気をつけて」



広い庭、信じられない話しだが滝みたいのがあったり

露天風呂なんかもあってさ



藤「今度、一緒に入る?」

北「いい」

藤「クスッ、俺から離れるな、迷子になるから」



ギュッと握られた手。

ドキンと心臓が音を立てて高鳴った。

きっ、気のせいだって。

が、すぐさまそれを否定し歩き続けて数分後。



北「ここは?」

藤「俺のお気に入りの場所さ、小さいころよく母親と来たんだ」



そういえば俺、こいつの事なにも知らないんだな。

ふと、そう思う…

美しく花が咲き乱れる花畑その上を蝶々が飛び交い。

優しい雰囲気が漂っている

その場所で―



藤「座れよ ニコッ」

北「ぁ…うん‥」



俺達はベンチに腰を下ろし



藤「お前にいいもんをやるよ」

北「なに?」

藤「目、つぶってみ」



言われた通り、そうしたら

顎をグイッと持ち上げられ頬に温かい手の感触が伝わって来て。



藤「そのまま少し口を開け」



こう?その瞬間!チュプ



北「んんっ、なっ、ふあっんっ」



よせ、やめろ。

咥内へ舌が侵入し中を弄り絡めてく。



北「…っ‥ビクン」



その上バタバタと暴れたら押さえつけられて。

また尻を撫でて来てよ。



北「んーっ、んっ」



うっ、嘘だろいい加減にしてくれ。



藤「ちゃんと、履いてるんだ クスッ」



唇を離され言われた言葉。



藤「いい子じゃん、フッ」



好きで履いたんじゃないわノーパンなわけいかないから仕方なく。



藤「じゃ、ご褒美をあげなきゃな ニヤッ」

北「‥‥っ」



意味深に笑った、その顔を見てゾクッと身体が震えた

今度は何をする気なんで?

だが逃げることは出来ない俺は篭の鳥みたいなものだから。

こいつの手の中で転がされてる―





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