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(旧)短編☆中編小説集

第4章 3人恋模様

・藤ヶ谷side

藤「もう泣くな」

北「本当に、ヒクッ、俺のこと嫌いになってね」

藤「しつこい」



家に送り届けても泣き続けている宏光を仕方なく抱きしめ。



藤「大好きだって」



そう言うと―



北「ここも、ここも触られてしまったキスもされてちまったし太輔以外の奴に、それでも?ヒック」

藤「俺にさせる気なんて、更々ないくせに」

北「んな事はないもん」



えっ?



北「太…輔‥だっ…たら‥」



なんだっていうんだよ?



北「嫌じゃないし」

藤「おまえ自分が口にしている事がどういうことだか分かって言ってる」

北「そこまで無知じゃね」



マジ本気で?



北「嫌か?もうこんな身体さわりたくもない」

藤「ちょ待て、あんなことがあって動揺しているだけだって」

北「ちげぇーもん」

藤「落ち着いて考えてみ、なっ?ニコッ」



すると―



北「分かった、ならもういいわ帰れ」



バンッ!

こいつは俺を突き飛ばすと布団の中へ潜り込んでしまい。



藤「宏光?」

北「口先ばっかの言葉なんかいらね」

藤「‥‥‥」

北「辛いんだ、くっ、身体がどうにかして欲しくて、堪らなくなっちまい」

藤「俺がすればそれが治まるとでも」

北「太輔じゃなきゃ嫌なんだよ」

藤「ふっ」



分かったってば。



藤「こっちを向け」



涙で、グショグショになっている顔を自分の方へ向け

チュッ!



北「んんっ」



途端しがみついて来た勢いに乗り。

そのまま、なだれ込むように身体の上へ覆い被さると



藤「チュッ、チュプ」



下へ下へとキスを落としながら、宏光の服を脱がしていってよ。

それがお前の望みなら叶えてやるよ。



北「太輔、あぁ…」



そしてそのパンパンになっている男根を。

カプッ!



北「んあっ、ああっ、いっあっ、あぁーっ」



そんな可愛い声で鳴くな、ツプッ!



北「つあっ、指、入った、うっ、ああっ、中、熱い」



グリグリッ―



北「んあっ、そこっ、あっひっ、いっあぁ」



前立腺を刺激してやれば、益々悶えまくる姿に。

ダメだもう我慢ができない



藤「挿れるぞ、いい」

北「いっ、痛くはない」

藤「大丈夫だって」



やっべこいつマジで可愛いわ。





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