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(旧)短編☆中編小説集

第6章 この想い君に届け

・北山side

北「んっ、はふっ、んっ」



いい、もっとぉー



藤「ふっ、今のおまえメッチャ色っぽい顔してるよ」



色っぽい?俺が。



北「なっ、なぁー」

藤「んっ?」

北「むっ、胸も、触っ、てくれ」

藤「クスッ、コリコリ」

北「んっあ、あっ」



ジンジンするー



藤「本気で行くぞ」



すると藤ヶ谷はそう言って自分も全裸となり。

が、その股間には…

たっ、勃ってる俺に反応し藤ヶ谷のが。



藤「ベットへ行け」



このときの喜びは、言葉で表せない程だったのは言うまでもない。

それから―



北「ふっ、あっんっ」

藤「耳・首筋、感じる所は女と同じなんだな」

北「はっあっ、あぁ」



藤ヶ谷は、俺の全身を愛撫しまくり。



藤「乳首舐められると気持ちいい?」

北「全部いっ、堪らね」

藤「ここも、して欲しいんじゃない?クスッ」

北「ビクン」



指が尻の穴をなぞった瞬間



北「そこ、そこしてー」

藤「ぷっ、可愛い奴だな」

北「‥‥っ」



可愛い?その言葉で、昇天する俺。

もう、どうなってもいいとさえ思ってしまう。



北「あっあ、指、あぁグリグリ、ああっ」



男とするのが、初めてとは思えない藤ヶ谷のテクニックに。

メロメロ状態となってしまい。



北「うっあ、そこ、ヤバいくらい、いぃーっ」

藤「前立腺か、フッ」

北「ふっ、藤ヶ谷、出ちまうイッちまうよぉ」



ビクンビクンと身体が跳ね上がったと同時に。

俺は白濁液を放出してしまった。



北「…っ、ハァハァハァ」



それを、ニコやかな笑みを浮かべ見つめている藤ヶ谷

この後―

とうとう念願のときを迎える事となる。



藤「行くぞ北山」



心が期待と嬉しさで震え。

思いっきり、突いてくれ。どれだけこの日が来る事を待ち望んでいたかしれない

何度も、何回も…

頭の中で想像しては、自慰にふけりながら。

情けないくらい。

でもこれは夢じゃない現実なんだよな?

なら俺の中でイッて欲しいそれだけで幸せなんだ。

たとえ、最初で最後になってしまったとしても。

この日だけは、絶対に忘れはしない。

そう思っていた―

手を貸してくれた五関や、横尾さんに感謝しつつ。





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