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(旧)短編☆中編小説集

第6章 この想い君に届け

・藤ヶ谷side―

なんだ?この感情は…

肌を合わせれば、合わせるほど触れたら触れるだけ。

北山を愛しく感じる。

腕の中で、喘ぐ姿を可愛く思い。

その声をもっと聞きたいと

更に欲している自分が確かにそこにはいたんだ。

グイッ!



北「ふっ、藤ヶ谷、ハァハァ」

藤「恐いの?震えてる」

北「嬉しいんだわ俺」

藤「‥‥っ」

北「ずっと、お前のものになりたかったから ニコッ」

藤「おまえ」



ズブッ!



北「うっああっ」

藤「大丈夫か」

北「…続けて」



ズブブブッ!



北「くっ、あっ」



ズブン!



北「んあぁーっ、かってぇあぁ、ハァハァハァ」



さすがにキツっ。



藤「ははっ、マジで挿れちまったわ」

北「どんな感じがする俺の中?」

藤「それはこれから、じっくりと味あわせて貰うさ」



ヌチャ、ヌチャ!



北「はっ、あっあぁ」

藤「俺のはどう?北山」



グチュ、グチュ―



北「いっ、いい、凄く」

藤「お前の中もなかなかなもんだぜ、フッ」



ズボッ、ズボッ!



北「ひっあっ、いっ、あぁあぁー響くうぅ」

藤「くっ、バカ、そんなに締めつけるんじゃない」



パンパンパン―



北「うっあっあっ」

藤「堪らないって」



ズゴン、ズゴン!



北「激し、ひあっ、熱い、ああぁーっ」

藤「北山、クッ」



ズブッ、ズボッ!



北「いっ、あっいっ、すっげぇー」

藤「だめだ出ちまう」

北「藤ヶ谷あぁーっ」

藤「お前の中…良‥すぎ…くっ‥ぁ」



あり得ない、クッ!

こんなに早くイッてしまうとは思わなかった。

だが、北山は…



北「ふっ、んふふっ」

藤「んなに笑ってるんだ?おまえ」

北「いっぱいだ クスッ」

藤「んっ?」

北「俺の中に、藤ヶ谷のがたくさん ニコッ」

藤「なっ…ドキッ‥ばっバカそんなことで喜ぶな」

北「だってよ幸せなんだもん フフッ」

藤「‥‥っ」



キュン―



藤「そっ、フッ」

北「ありがと ニコッ」

藤「答えは聞かないの?」

北「もういいわ」

藤「なんで?」

北「贅沢は言わないことにする、フッ」



おまえ…





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