暗闇の向こう側
第2章 向こう側は…
大野side
翔ちゃんと雅紀とピザを食べてから2週間が経った。今日は雅紀の引っ越しの日。本人は仕事だから弟さんが引っ越しを対応してるらしい。
最近、ネットですぐに情報流されちゃうから引っ越し業者も信用できないこともあるみたい。
今日は個人の仕事の日、俺はラジオとドラマの仕事。ドラマの仕事はきつい…。毎日、遅いし、セリフ覚えないといけないし…。
しかし今日ぐらいは早く終わりたい。
雅紀の部屋に行く!!
それが本日のモチベーション。自分の引っ越しでもないのに、そわそわしてしまう。
仕事巻けって思いながら頑張って仕事する。
-------------------------------------------
頑張って仕事したからなのか今日は早く終われた。
20時には解放された。ダッシュで着替えてマネージャーに家まで送ってもらう。
送りの車の中で雅紀にメールすると…
『新しい部屋にいてるよ』
と返事がきた。
家につくなりダッシュで雅紀の部屋に向かう。
エントランスで部屋番号を押すと雅紀が扉を開けてくれる。エレベーターに乗り、部屋に向かう。
部屋の前についてインターフォンを鳴らす…
相「お帰り~」
すごい笑顔で迎えてくれる、嬉しくて抱きついてしまう。
智「ただいま~」
雅紀の匂いがする、新しい部屋の匂いもする。久しぶりに二人きり。ちょっと照れるけど嬉しい。
相「何も片付てないよ。ご飯もできないから(笑)」
智「そんなのいらない、雅紀だけいい」
言った後、何言ってんだろ、顔が真っ赤になってきた。
相「俺も智だけでいい…」
強く抱きしめてくれる。細い腕だけど力強い。
玄関で何してんだか、どんだけ我慢できないんだよ俺。
智「中入れてよ」
相「うん、入って、今、リアル段ボールハウスだから」
二人で手をつないでリビングに入る。ソファは?あれ?テーブルは?本当に何もない。なんで?段ボールだらけだ。
智「ソファは?テーブルは?」
相「新しいのにしようと思って、前のはリサイクル業者に売ったの。ちゃんと帰ってくるような部屋にしようと思って、だから一緒に選んでよ」
智「まじか」
あっlやり直すって意味なんだ。気持ちが前に向いたんだ。
相「こっちきてよ、あの角って智の部屋だよね?」
智「あっ!ほんとだ」
リビングの角の窓から俺の部屋が見える。
翔ちゃんと雅紀とピザを食べてから2週間が経った。今日は雅紀の引っ越しの日。本人は仕事だから弟さんが引っ越しを対応してるらしい。
最近、ネットですぐに情報流されちゃうから引っ越し業者も信用できないこともあるみたい。
今日は個人の仕事の日、俺はラジオとドラマの仕事。ドラマの仕事はきつい…。毎日、遅いし、セリフ覚えないといけないし…。
しかし今日ぐらいは早く終わりたい。
雅紀の部屋に行く!!
それが本日のモチベーション。自分の引っ越しでもないのに、そわそわしてしまう。
仕事巻けって思いながら頑張って仕事する。
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頑張って仕事したからなのか今日は早く終われた。
20時には解放された。ダッシュで着替えてマネージャーに家まで送ってもらう。
送りの車の中で雅紀にメールすると…
『新しい部屋にいてるよ』
と返事がきた。
家につくなりダッシュで雅紀の部屋に向かう。
エントランスで部屋番号を押すと雅紀が扉を開けてくれる。エレベーターに乗り、部屋に向かう。
部屋の前についてインターフォンを鳴らす…
相「お帰り~」
すごい笑顔で迎えてくれる、嬉しくて抱きついてしまう。
智「ただいま~」
雅紀の匂いがする、新しい部屋の匂いもする。久しぶりに二人きり。ちょっと照れるけど嬉しい。
相「何も片付てないよ。ご飯もできないから(笑)」
智「そんなのいらない、雅紀だけいい」
言った後、何言ってんだろ、顔が真っ赤になってきた。
相「俺も智だけでいい…」
強く抱きしめてくれる。細い腕だけど力強い。
玄関で何してんだか、どんだけ我慢できないんだよ俺。
智「中入れてよ」
相「うん、入って、今、リアル段ボールハウスだから」
二人で手をつないでリビングに入る。ソファは?あれ?テーブルは?本当に何もない。なんで?段ボールだらけだ。
智「ソファは?テーブルは?」
相「新しいのにしようと思って、前のはリサイクル業者に売ったの。ちゃんと帰ってくるような部屋にしようと思って、だから一緒に選んでよ」
智「まじか」
あっlやり直すって意味なんだ。気持ちが前に向いたんだ。
相「こっちきてよ、あの角って智の部屋だよね?」
智「あっ!ほんとだ」
リビングの角の窓から俺の部屋が見える。