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暗闇の向こう側

第1章 闇は深い

相葉side

大ちゃんが動かない。固まっている。この後、この人、耐えられるんだろうか・・・。
でも逃げないし、こうやってキスを受け入れたりするんだよな。

ゆっくりと口を離してやる。

相「大ちゃん、俺、優しくするから、だから気持ちよくなってよ」

智「どっちにしてもするんだろ、楽しめない・・」

相「初めてなんだもんね、大丈夫だから」

そういって俺は大ちゃんを抱きしめてやる。この反応、すべて可愛い。大ちゃんの手を握って寝室に連れて行く。すごく冷たい手、さっきシャワーした手とは思えないほど。ベッドルームに入ると大ちゃんが手を強く握ってきた・・

相「緊張する?」

智「早く終わらせたい・・・」

大ちゃんをベッドの淵に座らせて、俺はアロマキャンドルに火をつけてた。彼女にだってこんなことしたことないの。特別もいいところだな・・・

俺は大ちゃんの隣に座り、手を握ってやる。

相「どう、嫌いな匂いじゃない?」

智「うん」

部屋にはアロマキャンドルの優しい光と匂いが漂う。大ちゃんが緊張してるのがこちらにも伝わる。

相「大ちゃん、体の力抜いて」
再び大ちゃんの体を抱きしめる。
こんなに丁寧に扱うのなんて何年ぶりだろう。しばらく適当にしかセックスしてないのか・・

大ちゃんからは俺の家のシャンプーとボディーソープの匂いがする。不思議な感じがする。

相「キスしてもいい?」

智「うん・・」

優しく唇に触れていく・・・

相「目を閉じてよ、キスできない。ふふふ」

唇に触れるだけの優しいキスを続けていく、わざと音を立て・・。
大ちゃんの口の中に俺の舌を入れていく、さっきよりも舌が逃げていかない。力が抜けてる。

ゆっくりと大ちゃんの体をベッドに押し倒していく。
キスをする音が部屋に聞こえてくる・・・

俺は大ちゃんのバスローブに手を入れていき、乳首の先端を指で撫でていく。
体をビクッと反応する。

相「大丈夫?」

智「うん・・・」

大ちゃんの緊張が俺に伝わりそうだな、耳たぶを軽く噛んでみる。

智「あっ・」
目を閉じて眉間にしわを寄せている・・

相「耳が弱いの、ふふふ」

智「言うなよ」
きっと顔を真っ赤にしてるんだろうな、薄暗い部屋ではそこまでは見えないけど。わざと耳を執拗に舐めたり、軽く噛んでみる。
すごい敏感な体・・・







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