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暗闇の向こう側

第1章 闇は深い

大野side

なんでこんなに色々聞いてくるんだろ。お互いの恋愛については聞かないルールじゃん。

聞いても答えられないし…
セクシャルのことは更にだよ。
酔っ払てるからかな…

相「俺、遊んでないよ。みんなが寄ってくるから相手してるだけだよ、ふふふ」

智「ふ…ん…」

相「ねえ、大ちゃん…」
また、俺の頭を撫でてくる。
ヤバイ、これは誘わてるよな?女の子を連れ込ん時とかするやつじゃん。俺、男だし。相葉ちゃんってそっちと言う噂は本当なのかな…

智「相葉ちゃん、俺、男だよ。相手間違えてるから」

相「えらく、察しがいいね…ふふふ。ニノや翔ちゃんがやってんだからいいじゃん?」

そんな問題なのか?違う違う、俺は女が好きだし、メンバーとなんて絶対ない、男となんて絶対無理だし。

智「そんな問題じゃないよ」

相「何で?どっちも気持ち良さは変わらないよ、やる事も変わんないのに…。残念…」

俺がその気がないと分かるとプイとふくれた顔をして俺を見てくる。いつもの相葉ちゃんじゃない、悪い顔をしている。俺をそんな対象で見てるのか?
メンバーもなのか?
相葉ちゃんはずっと飲んでるから酔っ払いってるから?
俺も酔っ払ってるよな・・・

智「今のは酔っ払ってるからってことにしておくね」

相「そう言うことでもいいよ。大ちゃんがそのほうがいいなら。ふふふ」

そう言うながら俺の頭をポンポンと叩いた。

相「でも俺が誘ったみたいに言ってるけど・・・大ちゃんがさ、無防備過ぎるじゃないの?クッション抱えて潤んだ目で俺を見てるから、誘ってんのかと思ったよ」

え、俺が悪いの?
俺が相葉ちゃんを誘ってる?
ダメだ、飲みすぎて眠い。頭が動かないな…

相「もう、大ちゃん、寝ちゃダメだって。泊まるの??」

相葉ちゃんの声がするけど、ソファ気持ちいいし…
俺はそのまま落ちっていた。



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