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暗闇の向こう側

第1章 闇は深い

相葉side

ようやく撮影が終了した。CMを依頼した会社の人も満足してくれたみたいで一安心、後は記者会見だな。
挨拶して自分の車で帰る。20時過ぎてたので一人で晩御飯を食べて帰るか迷った。
一応、大ちゃんに御飯食べたか聞いてみると食べてないと返事がきた。

知り合いの店に電話して、二人分の御飯をテイクアウトできるようにお願いした。

お店に取りに行くと知り合いがいた。何度か飲んだだけだ、名前が思い出せない。誰だっけな…、派手な女の子を連れてる。俺を見てもあまり騒がない。この人も会ったことあるのかな…、まぁ、いいや。
今日も飲んで行けばと勧められたが予定があるからと断る。御飯を受け取り、店を出るとさっきの女の子が追いかけてきた。

女「あの〜、相葉さん、〇〇ちゃん、覚えてますか?」

相「ごめんなさい。覚えてないな」

女「そうですか…メールしてるのに返信ないって言ってたんで」
どの子か思い出せない。名前だけ覚えて後で調べよう。寝た子なのかな…。

相「じゃあ、またメールするよって返事しておいて。ごめん、急ぐんで」
そう言って逃げるように車に戻る。車を運転しながら思い出そうしても誰かさっぱり思い出せない。
いつの間にか大ちゃんの家に着いた。

テイクアウトしたごはんを持って帰る。
スエットでゆるゆるな大ちゃんが迎えてくれた。
芸能人オーラないな…

ダイニングテーブルにテイクアウトのごはんを並べていく。サラダにオードブル、俺が好きなステーキなども入ってた。

ビールで乾杯して食べていく。

智「豪華だね、美味しいね」

相「本当だね、無理聞いてくれた。美味しいね」
男二人で何してんだろ、冷静に考えたら変だな。

智「撮影上手くいった?」

相「うん、依頼した会社の人も満足してくれたみたいだから大丈夫だと思うよ」

智「良かったね」
人のことを素直に喜んでくれる、大ちゃんは優しい。そう言ってビールを美味しいそうに飲んでる。

相「大ちゃん、今日は?」

智「今日は振り付け考えたよ」

相「出来たの?」

智「出来たよ、俺偉くない?」
自分で偉いってなんだ。大ちゃんらしい発言で笑ってしまう。

相「今回のは難しいの?難しいのやだよ」

智「どうかな…、先教えようか」
もう、今日は踊りまくったから勘弁して欲しい。
この人はラサっと難しいことするんだよな。

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