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暗闇の向こう側

第1章 闇は深い

大野side

洗濯機が回ってる。コンビニ行った?荷物を確認し寝室に行くと荷物がない!なんで?帰った?

さっきまで普通だった。いきなり荷物持って帰る?おかしすぎる。胸にザワザワした嫌な気分が広がる。
何が起こったのかわからない。携帯に電話しても出ない。

車は?慌てて地下の駐車場に車を確認しに行くがクルマがなかった。事故?なんかヤバいことに巻き込まれてるのか…。
メール、電話をしても返事がない。しばらく待ってみよう。返事があるかもしれないないし…

お風呂から上がったて、1時間以上経ってた。どうしよう、誰かに報告したほうがいいなか。マネージャー?事が大きくなるよな、それはマズい。翔ちゃん?それが一番いいな。

翔ちゃんに電話する…

翔「智くん、どうしたの?なんかあった?」

智「こんな時間にごめんね。寝てた?」

翔「いや、まだ寝てないからいいよ。大丈夫、なんかあった?」

智「相葉ちゃんが突然いなくなった…」

翔「どういう事?」

智「ごはん食べて、風呂入って、あと寝るだけだったんだよ。俺が風呂入って上がってきたら相葉ちゃんがいなくなってた。荷物もないし、車もない。コンビニに行くのに荷物持って行かないよな?それに今、相葉ちゃんの服を洗濯してる最中なんだよ」

翔「なんか様子おかしかった?」

智「普通だったよ、ごはん食べてる時も仕事の話してて、今日CM撮影は上手くいったって話してた」

翔「ヤバい感じ?」

智「なんか嫌な予感がする。相葉ちゃんはそんなことするかな?さっきまでは普通だったんだけど…」

翔「そっち行こうか?ニノもいるよ」

智「遅いから悪いよ…。相葉ちゃん、明日、仕事来るよね?」

翔「それは来るだろう、穴あけることはないと思うけど…。いいよ、そっち行くよ。家どこ?」
翔ちゃんに家の場所を教えて、電話を切った。
翔ちゃんが来るまで相葉ちゃんに電話し続けるも繋がらない。どこに行ったんだろう…

しばらくすると翔ちゃんから電話があり、駐車場まで迎えにいく。ニノも一緒で3人で部屋に戻ってくる。

ニノも翔ちゃんも俺の部屋に来るのは初めてだ。二人とも部屋を見回してる。3人でソファに座る。

翔「相葉ちゃんと連絡取れた?」

ニノ「どうなってんの?」

翔ちゃんもニノも俺の雰囲気を見て、ヤバいことになってると感じたみたいだった…


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