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暗闇の向こう側

第1章 闇は深い

大野side

智「9時過ぎに二人でごはん食べたんだよ、相葉ちゃんが知り合いの店にごはん頼んでくれて、テイクアウトしてくれた。それ食べた後に相葉ちゃんが先に風呂入って、その後に俺が風呂入り上がったてきたらいなくなってた」

ニノ「それだけ?」

智「それだけだよ。昨日も今日もどこにも飲みに行かないで毎日帰って来てたんだよ。あと数日ここに居る約束だったんだけど…突然出てくかな?」

翔「智くんが嫌なら理由言って出てくよな…、突然出ってても仕事で会うから気まずくなるから、それはないか…」

ニノ「大野さんが嫌で出て行ったんじゃない。ここに居てはいけない理由…、わかんないな…」

智「自分の服を洗濯したまま、それを置いたまま出てくかな?」

翔「普通そんなことしないね、荷物持ってくときは全部持ってくな。そんな数十分の間に出ない行けないほど、急いでる理由…」

ニノ「身内に何かあったとか?」

翔「考え過ぎかな、家に戻っただけかも…」

ニノ「あいつの家行く?単に戻って寝てんじゃないの?荷物取りに帰ったとかでさ」
ニノも翔ちゃんも相葉ちゃんへメールをしてくれたが、それでも出てなくれなかった。家に帰って寝てるだけならそれでいいけど…

智「それなら声かけて帰えならない?」

翔「荷物取りに帰るなら声かけてるし、荷物置いてくよな…」
3人で考えても答えは出なかった。とりあえず、相葉ちゃんの家に行くことにした。

ニノが運転して相葉ちゃんの家に行く。3人で行くと目立つからと翔くんがマンションのエントランスでインターホンを鳴らしてくれることに。俺とニノは車で待機する。

ニノ「ヤバいね…どこ行ったんだろ…」

智「勝手に俺が色々決めたからかな…」

ニノ「どうかな…大野さんが理由ではないと思うよ。責任感じることないからね」

しばらくして翔ちゃんが車に戻ってきた。

翔「出ねーわ」
車内に沈黙になる、誰も話出さない。本当に何かあったなと確信に繋がった。

翔「マネージャーに言うか…」

ニノ「もうちょっと待つ?連絡来るかもよ」

翔「明日、仕事来なかったらどうする?それこそマズイだろ。俺らじゃカバーできないよ」

ニノ「仕事に穴あけるかな…それはないと思うけど」

そうしてたら俺の携帯が鳴った。相葉ちゃんから電話だった。

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