テキストサイズ

暗闇の向こう側

第1章 闇は深い

相葉side

マネージャーに車で女との待ち合わせの場所まで行き、彼女を ピックアップし、自分の部屋まで連れ帰る。部屋でマネージャーとバトンタッチをする予定。

待ち合わせ場所に行くと女は待っていた。マネージャーに女を呼びに行かせ、車に乗せる。

女「ちょっと、なんでマネージャーが迎えにくるの?外でご飯するんじゃないの?」
車に乗せられてビックリしている、多分予定外だから怖いのか怒ってる。

相「ごめんね、二人で外でご飯できないだよ。わかるよね?週刊誌があるからさ…、だからいつも二人で会う時は部屋に呼ぶんだよね。俺の部屋でもいい?」

女「え〜?何それ?部屋じゃないとこ連れてくんじゃないの?マネージャーに話ししてるんでしょう?」

相「そんなことする訳ないじゃん、マネージャーは送迎だけ。会社で外で女の子と二人で会うの禁止されてんの、外での待ち合わせは全部マネージャーが女の子を迎えに行くんだけど…」

女「本当?」

マネージャー「すみません、うちの事務所は女の子と付き合うのはいいんですが、外でデートを禁止してまして。待ち合わせとかもこちらが迎えに行きます」

女「そうなんだ…、ご飯は?」

相「部屋で食べてゆっくりしようよ。来るって行ったから〇〇の店からデリバリー頼んじゃった?」
それも嘘、全部嘘…、〇〇の店を聞いて女はテンションを上げた。

女「ならいいよ」

相「なら行こっか、〇〇で良かった?聞かずに頼んでごめんね」

女「うん、〇〇好きだからいいよ」

食べ物で連れて良かった、デリバリーと行ってマネージャーが後から部屋に来れるし、大丈夫そうだ。
ペラペラといらないことを聞いてくる。適当に返事をしてたら、部屋までなんとか女を連れてくることが出来た。

女「やっぱり夜景が凄いね。いいな〜、こんな部屋住んでみたい。さすが嵐だね」
金を要求されてるのか、ただの感想なのか、判断出来なかった。

相葉「なんか飲む?、ビールでいい?」

女「シャンパンはないの?乾杯しようよ」
そんなものは用意しないとない、モデルだからか、普段からチヤホヤされて感覚がバカになってるな…

相「ごめんないや、ワインならあるよ、それでいい?」
本当は開けたくないが、うるさいし、機嫌だけは取ることにした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ