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相葉side

ワインを開けてるとインターホンが鳴った。マネージャーが来た。

女「誰？」

相「デリバリーかな？ワイン飲んでて。取りに行ってくるね」

女「分かった」
ソファに座りワインを飲んでいる、これから起きることに全く気づいていない様子だ。

玄関を開けるとチーフマネージャーに担当マネージャー、あと弁護士、もう一人は知らない男性。高そうなスーツを着た身なりが良さそな中年男性。

相「どうぞ」
黙ってリビングにみんなを招きいれた。

チーフマネージャー「〇〇さん？ 」
いきなり声をかけてたのと、こちら側の人が多いことにビックリしてた。

女「何これ？どう言うこと？」
機嫌良かったのが一気に敵意むき出しで怒っている、騙し討ちされたらそうなるよな…

チーフマネージャー「相葉がお世話になってます。今回のこと聞かせてもらいたくて」

女「騙したの？」

相「週刊誌に売るって言われたからね」

女「ひどい。やり方が汚いじゃん。そっちがそうなら本当に売るから。連絡入れてやる」
携帯を取り出して連絡をしようとする…

弁護士「〇〇事務所所属で、名前は〇〇、過去の仕事は読者モデルからスタートされて、現在は雑誌のモデルとイベントですね。」

女「調べたの？」

弁護士「ご両親の仕事、年収までお話しましょうか？」
こんな短時間で調べたのか…。

女「卑怯じゃない！」

チーフマネージャー「週刊誌に売るのは卑怯じゃないの？」

弁護士「建設的なお話をしましょうか」

チーフマネージャー「相葉はリハに行きなさい」

女「逃げるの！ズルいじゃん、あんたがやり逃したからじゃん」

チーフマネージャー「〇〇、早く相葉をリハに連れて行きなさい、相葉は喋らないでここから早く出なさい」
そう言われて、担当マネージャーが俺の肩を抱えてリビングから連れ出された。

リビングからは大きな声で罵声されている。靴を履いて部屋から出た。ズルいとは思うが何もできない…
本当にこれしか対応方法はなかったのかな…、車に乗せられて、みんなが待っているリハへ向かう。

担当マネージャー「大丈夫ですよ、対応は弁護士さんが考えて頂きましたから。こちらは忙しくて連絡取れなった、それだけで週刊誌に売られるのは脅しですから、恐喝罪で訴えると筋書きです」

さらりと言われたないようが背筋をぞわぞわさせた…